旅の準備・お得・便利/季節の技あり情報

意外と使える!高速のETC割引で高速料金半額に(2ページ目)

高速道路の休日上限1000円や、無料化社会実験が今年6月で終了。ガソリンも高値が続き、車での旅を敬遠する……という声も聞こえてきます。でも“ETC割引”は健在。実はひと工夫で高速代金が約半額になります。高速道路のETC割引のうち、旅に便利な割引、押さえておきたいポイントをご紹介します。

村田 和子

執筆者:村田 和子

旅の準備・お得・便利ガイド

意外と使える! 利用条件を再確認しよう。
東京・大阪近郊と地方部に注意

人数が多い時はやはり車がお得!

人数が多い時はやはり車がお得!

割引の恩恵を受けるにはどうしたらいいか?
「適用時間内に走らないと割引にならない」あるいは「適用時間内に走った分だけが割引になる」と思われがちなのですが、それは大きな誤解です。

ETC深夜割引、休日特別割引については、必ずしも割引適用時間に高速道路の入口・出口を通過する必要はありません。割引適用時間内のうち、1分でも高速道路上を走行していれば、走行した全区間に割引が適用されると覚えておくといいでしょう。

例えば、平日夕方6時に高速道路に乗ります。この時点では深夜割引は適用外ですが、午後8時以降に出口を通過すれば、それまでの走行部分がすべて30%OFFに。更に翌日0時以降に出口を通過すれば50%OFFになります。

また深夜割引50%OFFが終了する午前4時までに高速道路の入口を通過して乗った場合には、夕方まで走ったとしても全区間が50%OFFになります。

このルールを知ると、ちょっと時間の工夫をするだけで、意外と割引が受けられることがお分かりになるかと思います。

注意としては、東京・大阪都市部については、割引率など、地方部とルールが違うこと。また地方部と東京・大阪都市部の境目も考慮して旅の計画をしましょう。

基本的なことですが、割引を受けるにはETCを装備していることが必要ですし、更に休日特別割引については、普通車、軽自動車等に限られる点も注意が必要です。

他にも、様々な条件のもとで受けられるETC割引がありますので、詳しくは以下ホームページ等で確認をされることをオススメします。
電車の旅もいいけれど、車の旅は、利便性に優れて使い勝手がいい時も多いもの。上手に割引を使いこなしてお得に旅へ出ましょう。

■ETC・割引情報(ドラぷらbyNEXCO東日本)
北海道の高速道路が3日間乗り放題のドラ割も期間限定で発売。詳細はこちらから。
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます