一人暮らし/人を呼べるインテリアのコツ

猛暑を乗りきれ。涼を感じる暮らしのアイディア(2ページ目)

エアコンを使う時間が増えて、電気代が跳ね上がる季節がやってきました。節電が叫ばれるこの夏は、少しでも電気に頼らずに涼しく暮らしていきたいものです。そこで今回は、ちょっとした一工夫でひんやり暮らせる、簡単納涼テクニックをまとめました。

河野 真希

執筆者:河野 真希

一人暮らし・簡単一汁三菜レシピガイド

気化熱効果を利用して、涼しくなろう

扇風機

扇風機と濡れタオルで、ひんやり涼しい風を作りましょう

気化熱という言葉を一度は聞いたことがあると思います。これは液体が気体になるときに、周囲から奪われる熱のこと。打ち水をすることで涼しくなるというのは、撒いた水が蒸発するときに、熱くなった地面の熱を奪うことが理由のひとつです。一人暮らしでは打ち水をするような機会はないかもしれませんが、この原理を利用すれば、部屋や身体を涼しくすることができるんです。

■扇風機に濡れタオル
部屋の中が猛烈に暑くなっているときは、扇風機をいくら回しても、まるで暖房のような暑い風がくるだけ……ということがあります。そんなとき、扇風機の前に濡れタオルをかけておくと、気化熱で下がった空気が流れてくることに。ただし、タオルで風を遮ってしまわないように、少し離れた風の通り道にハンガーで引っかけるなど、一工夫してください。

ちなみに、裸で濡れタオルを肩にかけたり、濡れたTシャツを着たりして、扇風機にあたるのも効果的。くれぐれも外から見えないように気をつけて(特に、女性は)お試しください。エアコンなしでもずいぶんしのぎやすくなりますよ。

■窓辺に濡れバスタオル
扇風機と同じことですが、カーテンやベランダの手すりなどに濡れたバスタオルを吊るしておくと、気化熱で温度が下がった空気が室内に流れ込むようになります。

■水スプレーを携帯
顔を水で洗ったあと、ひんやりとした感じがしばらく続くのも気化熱の効果です。水を入れたスプレーを常に持っておき、顔や首筋などにシュッとあてると、涼しさを感じられます。短い時間ではありますが、ぼんやりとした頭もしゃきっとして、気分転換になります。

次は、口の中からスーッと涼しく、夏バテにも効果的な飲み物を紹介します>>

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