久野浩司の恋愛コラム/久野 浩司の恋愛情報

DV恋愛からきっぱりサヨナラするために!(2ページ目)

もし過去に一度でも、彼から酷い扱いを受けたのに別れられなかったことがある場合、結婚でもDV的恋愛に巻き込まれてしまう危険性があります。幸せな結婚と真逆にあるDV愛、そんな負のサイクルに巻き込まれないように、もう一度チェックしてみましょう!

久野 浩司

執筆者:久野 浩司

恋愛ガイド

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なぜ、危険な恋愛へと足を踏み入れてしまうのか?!

まず、そんな危険なサイクルに自分が巻き込まれたかも知れないかもと思ったら、最初にしてもらいたいことは、自分の恋愛パターンをしっかり客観的に見ることが大事です。例えば、そんな危険な彼と付き合っててやっと別れることが出来たのに、また同じようなタイプの男性と付き合い始めてしまうケースを聞いたことありませんか?それで、常に「私って男を見る目がないんだよね・・・」と友達に嘆いてしまう女性です。

自分でも知らないうちに、そのようなヒリヒリするような燃える恋愛を求めてしまうケースが多いのです。つまり、そのように麻痺してしまうとヒリヒリする感情がなければ自分が愛されているという実感が持てないタイプです。結局は自分がすでに恋愛依存に陥っているということを認めてあげることが重要です。

そんな恋愛依存タイプの人を生み出す要因は以下の2点が考えられます。
1:親からの影響が知らないうちに連鎖している
(自分の父親と母親の夫婦パターン、親からのしつけと称した幼児期の虐待など)
2:10~20代前半での恋愛の影響
(好かれるために必死に相手の言動や行動に合わせていくうちに麻痺してしまう)

まず一つは、親(自分の父親)からの影響も強いと言われます。やはり自分が育つ過程において父親は最初の男性モデルです。「厳しい」と言う名の下に、すぐに手を出されたり、暴言や悪態を聞いて育った場合には、子供は本能的にそれでも親からの愛情を見出そうとしてしまうのです。なので、そのまま成人になってもそのクセからなかなか抜け出せなくなってしまうのです。

もう一つのケースは、仮に親からの影響でなくても、10~20代前半の他人を愛する自分のパターンを形成する大切な時期に、付き合った彼がまさにそのようなタイプであればやはり愛されたいと思うことで、彼の言動などに振り回されて影響を受けてしまうことでしょう。

そこで好きな男性に対しての自分の基準値や定義が出来てしまうと、逆に優しいだけの男性の言動は頼りなく見えてしまったり、自分が追いかけるという刺激が持てずに恋愛感情としてのスイッチが入らなくなってしまうのです。

なので、毎回、同じようなタイプを自分でも知らないうちに恋愛対象として惚れたり、求めていってしまう傾向に陥るのです。そんな傾向の強い男性も自分が支配しやすい女性を見抜くのが上手いのです。だから結果的には、お互いに同じ波長によって引き寄せ合って、安心感が得るための共依存カップルになっていくということなのです。

>自分の中に潜む、本当に求めている欲求とは何かを知るには?


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