古民家/古民家探訪

築70年古民家のビフォーアフター[新井薬師の家](2ページ目)

再建築不可という条件をプラスにとらえて、築70年の古民家に住み続けることを選択した若夫婦と、快適な日常生活を営むための設計を託された敏腕インテリアデザイナーによる、昭和の雰囲気を残したリノベーションです。

執筆者:川畑 博哉

コンクリートの回廊のあるリビング


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居間
1. 白く塗られた柱梁がアクセントになったリビング。
2. 右奥の回廊のつきあたりにトイレが隠れている。
3. 建具を外すとリビングから広い庭が一望できる。
4. L字の回廊の天井は小屋組を現しにした。
5. 改修前のリビングは物置になっていた。
6. 改修前の板張りの回り廊下。


以前はクローゼットとして使われていた1階の主室は、床暖房の入ったナラのフローリングのリビングに様変わりしました。廻り廊下は床板をはずしてコンクリートの土間とし、天井は時を経た木の梁や板を現しにして、日本家屋の面影を残してしています。外側は黒いアルミサッシュ、内側にワーロンを太鼓貼にした引違い戸を立てれば、断熱効果を高めるとともに、障子のように庭からの淡い光を楽しむことができるのです。

◆建築データと建築家プロフィール


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