CG・画像加工/画像加工テクニック・作例

3D写真を手軽に補正しよう

「3D写真」を、パソコンの画像編集ソフトで、「明るく」「色鮮やか」にすることができます。今回はフリーの画像編集ソフト「Pixia」で3D写真補正の基本的な方法を紹介します。

執筆者:土屋 徳子

更新日:2011年03月24日

この記事の担当ガイド

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漫画家としてデビューした後、コンピューターグラフィックに出会う。ソフトの解説書の執筆がきっかけでライターに。いろいろな画像編集ソフトの初心者向け書籍や画像加工のテクニックなどに関する執筆も多数。ライターだけではなく、イラストレーターとしても活躍中。

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3D画像(MPOファイル)を開く

Nintendo 3DSで3D写真を見ているイメージ図。暗い部分が目立つ。

Nintendo 3DSで3D写真を見ているイメージ。暗い部分が目立つ

右図は、3DSで撮影した3D写真を、2Dで表示して見ているところです。この写真は、屋外ですが背景が明るすぎるので、前面の人形が暗く写っています。

 
まず3D写真が保存されているメモリーカードを、カードリーダーなどを使ってパソコンで開きます。

保存されているフォルダを開くと、3D写真や3D画像が「MPO」というファイル形式で保存されています。新しい形式なので、エクスプローラーでは下図のようにアイコンやプレビューに画像がされません。MPO形式に対応しているビューアでなければ、3D写真のプレビューを見ることができません。
エクスプローラーで見たMPOファイル

メモリーカードの「DCMI」フォルダを開いて、3D写真が収録されているフォルダを開いた状態


そこで、同じ画像が同じファイル名で「JPEG」で保存されているので、それを参考にして、3D画像をPixiaで開きます。

まずPixiaを起動します。起動したら、エクスプローラーのJPEGのサムネールを見て、補正したい写真と同じ名前のMPOファイルを、Pixiaにドラッグします。

起動したPixiaにMPOファイルをドラッグする。

起動したPixiaにMPOファイルをドラッグする。


Pixiaで3D写真のMPO画像を開くと、下図のように赤青めがね用の「アナグリフ」画像として開きます。
Pixiaに3D写真のMPO形式画像が開いたところです。

Pixiaに3D写真のMPO形式画像が開いたところです


「赤」が左目から見た画像、「青」が右側から見た画像、つまり左右2つの離れたレンズで撮影した2つの画像が、2つのレイヤーに重なって表示されています。左右の目(レンズ)は離れているので、2つのレイヤーはずれて表示されています。

これでは写真の明るさや色味がよくわからないので、これを通常の写真のような表示に変えます。

「レイヤパネル」の「Right」レイヤをクリックして選択します。レイヤが白表示になれば選択されている状態を表しています。

次に「Right」のレイヤ名のところをクリックすると、「レイヤ設定」ダイアログが開くので、「合成方法」を「アナグリフ」から「重ねる」に変更します。すると通常の表示に変わり、右目のみの画像が表示されます。

「合成方法」を「重ねる」に変更します。

「合成方法」を「重ねる」に変更します


通常の写真編集画像になります。

通常の写真編集画像になります


次のページでは、明るさとコントラストの補正を行います。

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