飲み会の日までの食事テクニック!先手ダイエットに挑戦
飲み会が続いて太ってきた……そんなときの応急処置にも。
飲み会予定が重なったことを期に、ダイエットをあきらめてしまうということもありますよね。でも今までせっかく続けていたのなら、それではもったいないですよね。
今回はダイエット中に訪れる飲み会があっても体重を維持しやすくなる、飲み会がある日の先手ダイエットのテクニックをご紹介します。
飲み会・食事会1回=1日のカロリーに匹敵!?
宴会コース+飲み放題。よくある組み合わせのカロリーは?
例えば居酒屋の宴会コースは、前菜・揚げ物・鍋物・刺身・サラダ・肉料理・御飯もの・デザートなどのセットパターン多いのですが、一人前のカロリーは800~1000kcal前後と推測できます。
これにビールなどお酒を2~3杯も飲めば、1500kcal程度の摂取。これはダイエッターが1日分の目標にしているカロリーに相当すると考えられます。
また、食事会などでレストランに行く場合の洋食のディナーコースについては、前菜・メイン・デザートのシンプルなコースでも、1000kcalを超えてしまう場合も多いでしょう。皿数が少ないと一品ずつのボリュームが増す(カロリーの高い食材が増える)傾向にあるので、侮れません。それにワインなどを飲むと、やはり1日に必要なカロリーにほぼ近くなると考えられます。
▼飲み会のお酒と食べ物のカロリーはこちらを参考ください。
【カロリー表】お酒とおつまみ
飲み会・食事会の3日前からカロリーを計算する
楽しい飲み会……でも、この食事って何カロリー?
例えば1日1500kcalを目標にしている場合は、3日間で4500kcal。これを上手に3日間で調整するというもので、飲み会などの前にオーバーしそうな分をあらかじめセーブしておく方法です。
まず、飲み会当日に1日2500kcal(朝500kcal、昼500kcal、夜1500kcalの)分の食事をすると想定します。そうするとダイエット中の食事よりも、1000kcalほどオーバーしてしまう計算になります。これをモデル事例にして、3日で事前調整をします。
■飲み会当日……夕食のボリュームが多いので、朝昼2食の合計を、500kcalほどにセーブ(-500kcal)
■飲み会前日……1日1500kcalのところを、1250kcalにセーブする。(-250kcal)
■飲み会前々日……1日1500kcalのところを、1250kcalにセーブする。(-250kcal)
これで、オーバーする予定の1000kcal分を無理なく控えることができます。
飲み会・食事会で太らない、野菜を食べる等ダイエットの具体例
また、食事の内容も重要です。コツは、毎食きちんと食べ、野菜をたっぷりにすること。肉料理や油脂の多いものを控えて、この3日はおやつもカットしましょう。仕事をしている人でも外食やコンビニを上手に利用しつつ、自宅での食事とあわせて工夫することができますよ! 先にご紹介した「先手ダイエット」の基本に沿い、ガイドがオススメのメニュー例をご紹介します。
和食を上手に取り入れてカロリーセーブ。
朝……ごはん軽めに1杯、野菜のお浸しか煮物小鉢1杯、豆腐か納豆などの豆類料理orたまごの料理1品、果物
昼……とろろそば(外食)、豆腐料理
夜……海鮮丼など魚介類の和定食
■飲み会の前日(目標1250kcal/1日)
朝……トースト1/2枚、温野菜サラダ小鉢1杯、果物、カフェオレ
昼……おにぎり小2個、インスタント野菜スープ、ヨーグルト(コンビニなどで購入)
夜……野菜炒めなど野菜たっぷりの定食
■飲み会当日(朝と昼の合計目標500kcal/1日)
朝……ごはん1/2杯、野菜のお浸しか煮物小鉢1杯、豆腐や納豆などの豆類料理orたまご料理1品
昼……雑炊(自宅外の場合はインスタントなどを活用)、果物(ジュースでも可)
夜……飲み会
※あくまでも量の目安のための一例です。ご自身のライフスタイルにあわせてアレンジしてくださいね。
注意: 頻繁に、「食べすぎ」と「断食」を繰り返すのはNG!
本来は、バランスよく3食を均等に食べるのが望ましいのは言うまでもありません。
1日3食に分けて均等に食事をし、身体に必要なエネルギーをこまめに補給してあげたほうが太らないことが近年の研究でもわかっています。1日にとるエネルギー量(カロリー)が同じであれば、食事回数を分けたほうが太らない傾向にあるのは事実。
とはいえ、飲み会シーズンを楽しみながら、短期集中の先手ダイエットで賢く乗り切りたいもの。
今回ご紹介しているテクニックはあくまでも「少しでも太らないようにする工夫」として、短期的におこなって下さい。 また、くれぐれも、先手ダイエットに安心して飲み会当日に必要以上に食べすぎないよう、ご注意くださいね。
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