リフォーム見積りのカラクリ-その2
いいものは高い！工事や材料のグレードが違っている
（※）養生とは、塗装など工事をしない部分をビニールなどで覆って汚れないようにすること。
例えば塗装工事なら、塗料の種類、下地処理の有無、塗り厚、2度塗りか3度塗りか、養生（※） をどの程度行なうのかなどによってリフォーム費用は変わります。
いい物を使い手間をかければ仕上がりもよくなり、金額もそれに応じて高くなります。これを「工事のグレード」と言います。
グレードが違えば金額も違って当たり前です。しかし見積り書からだけでそれを見抜くのは、なかなか難しいものです。A社が￥40,000、B社が￥60,000と言っても、A社が安いわけではなく、グレードが違うから金額も違うだけかもしれないのです。
どっちがお得？見極めるには自分に合ったグレードかチェック
どっちが本当にお得なリフォームかを見極めるには、工事のグレードの確認をしましょう。リフォームの内容をわかりやすく記した図面や仕様表などの書類を貰い、工程や使用材料について詳しい説明を受けると、判断がしやすくなります。また日頃からリフォーム業者の主催する現場見学会などに行き、実物をよく見ておくのもお勧めです。大切なポイントは、自分に合ったグレードかどうかをよく見極めることです。高い費用を掛けてオーバークオリティになってしまってはムダですし、逆もまた不満が残る結果となります。自分が必要としているグレードをよく考え、内容のチェックをしていきましょう。
最後のページでも本当はどっちがお得？工事以外で差がつく！付加価値で費用は変わる、リフォームの見積りのカラクリとその見極め方をご紹介します。
