ゴルフ三昧で楽しむ那須の別荘(2ページ目)

リタイアして後、月のうち半分は那須です

別荘のウッドデッキから見た風景。ちょうど紅葉の時期で、色づいた木々が美しい

村田さんが、那須高原に出向くのは4月後半～11月。今年で会社勤めをきっぱりリタイアしたこともあり、月のうち半分は那須で過ごすようになったといいます。「一人でも行きます。那須に仲間が二人ほどいるからね。一度行くと10日くらいいるね」とのこと。

一人で行っても、那須街道沿いにたくさんのレストランがあるし、ハイランドゴルフ場が2キロメートルくらいのところにあり、そこで朝食や夕食をとれば不便はありません。「ゴルフをしなくてもレストランを使えるんだよ」とのこと。


南ケ丘牧場の近くには、ビートルズファンのオーナーが経営しているペンション・イマジンがあり、その隣りには手作りパンの店・ペニーレインもあります。ペニーレインのパンをイマジンのガーデンテラスで食べることもでき、村田さんは、ここにもよく朝食を食べにいくそうです。

わたしも、ペニーレインでこの間、パンを買いました。ブルーベリーパンがお勧めということで、それを買ってみましたら、焼きたてでほかほか。ジャムが甘すぎず、ちょうどいい加減でおいしかったです。那須高原は水がおいしいからか、手作りパン屋さんが多いのでしょうか。那須街道から少し奥に入ったドリームというパン屋さんは、那須あんぱんが人気です。一人では食べきれないくらいの重量感で四分割してちょうどいいくらい。このあんぱんもとてもおいしくて、聞けば天皇陛下御用達なんだそうです。

行けばゴルフ三昧です

那須高原は秋の紅葉も有名。茶臼岳からはじまり、1カ月くらいかけて麓に降りてくる

那須に出かける村田さんの目的は「ゴルフ」です。仲間もゴルフ友達がほとんどで、村田さんが那須に居る間に、10組くらいやってくるそう。

「平日、安いコースだと5000円くらいで回れるんです。みんなゴルフ好きで、京都や名古屋からもやって来て、一週間くらい別荘に滞在。その間、ほとんど毎日ゴルフです。46年間も働いてきたんだから、それくらい楽しませてよ」

よく行かれるコースは、20キロメートル～25キロメートル離れた伊王野カントリーやちふり湖カントリー。「夏は標高の高い涼しいコース、秋は標高の低いところと分けて行っています」

また＜藤和那須ハイランド＞別荘地ではオーナーズ会があり、そこではゴルフコンペも開催されています。「私も4回ほど参加しました。おかげで顔見知りも増えましたよ。参加するのは男性のほうが多いですね」


本格的に利用しはじめたのは2年目という村田さん。ゴルフの合間に本を読んだり、パソコンを使ったりしているとのことですが、「これからはもっと趣味を増やしたいな。陶芸なんかもしてみたい！」と意欲的。

この別荘地に来て、標高1000メートルを超えるところでも永住されている人がいることを知り、「男は緑や自然に憧れるんだよなあ…」としみじみ語ってくれました。