部屋探し・家賃/家賃・敷金・礼金

大家さん・不動産会社さんにはナイショだけれど… 家賃の値引き交渉術(2)

値引き交渉術には、4つのポイントがあります。シリーズ2回目の今回は、2つめ、3つめのポイントについてです。これさえ読めば、あなたも家賃交渉の達人になれる!?

加藤 哲哉

執筆者:加藤 哲哉

賃貸・部屋探しガイド

家賃交渉術の(2)です。((1)は、ここをご覧ください)

家賃交渉には4つのポイントがありますが、今回は2つ目、3つめのポイントについてお話しましょう。

ポイント2:値引きできる物件かどうかを見る

物件によっては、周辺相場より家賃が高くても人気のある物件もあります。それは、新築である、かっこいいデザインマンションである、ペットが飼える、などの付加価値のある物件です。ですから、一概に家賃相場だけを見て、交渉することはできません。

では、どんな部屋なら値引き交渉ができそうなのでしょう?
その例を挙げてみると、

● 長期間空いている部屋
大家さんだって、長く空いているほど、家賃の収入がなくて困っているはず。ちょっとなら値下げしてくれるかも!

● 探す&借りる時期が5月以降
賃貸物件がいちばん動くのは、2,3月の卒業や異動などのある時期。この時を逃すと、部屋探しをする人がぐっと減るため、5月以降でも空いていた部屋は、値下げ交渉しやすくなります。逆に2,3月は値下げ交渉は受けてもらえないケースが多い。

● 駅から遠い
バス便の部屋は駅徒歩の部屋に比べて、人気が低い。こだわらないのなら、バス便の部屋を狙ってみたら?

● 何か、マイナスがある部屋
例えば、日当たりが悪い、幹線道路沿いでうるさい、工場などの近くにある、など。できれば、「借りたくないな~」とみんなが思うような部屋(笑)。

…など。もちろん、一概にこれらの部屋が必ず値下げられるとは限りませんが、交渉してみる価値はあります。
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