2つのアプローチで効果的な虫歯予防
毎日歯を磨いていたのに虫歯になってしまった……。そんな経験はありませんか?
実は、歯を磨くだけでは虫歯予防は難しいのです。大事なのは、「虫歯の原因を除去すること」と「虫歯の進行を止めること」の2つ。実践しましょう。
■虫歯の原因は「歯磨き」で除去!
歯磨きが重要なのは分かっているけど…という人には、意外と知られていないコツをご紹介しましょう。
・最も大事なのは夜の歯磨き
朝や日中が忙しい人も、夜は少し時間があるはずです。さらに虫歯は就寝中に進行しやすいので、一日の中でも夜の歯磨きには気合いを入れたいものです。すべてのプラークを夜に落とすことを心がけましょう。
・歯並びが悪い部分に注力
歯並びが悪く、歯と歯が重なっている部分は、特に虫歯の発生しやすいポイントです。出来ればデンタルフロスなどを使用して、綺麗な表面を保てるように気をつけましょう。この一手間が、虫歯の発生率をぐんと下げてくれます。
■虫歯が進行しにくい食生活のポイント
・間食は量ではなくて回数に注意
ごく初期の虫歯は、唾液による「再石灰化現象」で自然に修復されます。1日3食の他に間食が増えるほど、この修復作業が間に合わなくなり、虫歯の進行を後押ししてしまいます。ダラダラ食べの習慣は改善しましょう。
・就寝前の飲食は控えめに
就寝直前の飲食では、寝るまでに唾液による自然修復が間に合いません。さらに就寝中は虫歯が最も進む時間帯です。これは眠っている間は、唾液があまり出ないためです。就寝前の飲食は、虫歯に格好のごちそうを残してしまうことになりますので、できるだけ控えましょう。
残念ながら、間食のたびにすぐに歯を磨いても、虫歯リスクは下げられません。やみくもに歯磨きの回数だけで予防を考えるのではなく、規則正しい食生活をキープし、唾液による歯の修復作業をしっかり行なうといった、2つのアプローチで虫歯予防を考えるようにしましょう。
ここまでできれば虫歯についての知識はカンペキです!
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