ストレス/年代別・世代間のストレス

「エイジング・ストレス」を乗り越える方法(2ページ目)

30歳前後から現れる「エイジング・ストレス」。どう向き合うかにより、その後の人生が変わります。知っておきたいポイントをお伝えします。

大美賀 直子

執筆者:大美賀 直子

公認心理師・産業カウンセラー /ストレス ガイド

30歳を過ぎると脳のはたらきが変わる!?

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20代までは吸収の時期、30歳からは応用の時期
自分が「もう若いときと同じではない」と感じるのは、いつ頃でしょうか? 一般的には、30歳前後がその境目です。

実際、人間の「脳」の働きでも、おおよそ30歳を境に大きな変化が現れるそうです。新しい情報をどんどん吸収して、脳のネットワークを構築していく働きが活発なのが、20代まで。30代からは、いままで形成したネットワークをつなぎ合わせていく働きが活発になっていくそうです。

つまり、20代までは吸収の時期、30代からは応用の時期、と言えそうです。


30代から人生計画を考えるための
3つのヒント

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30代からの人生計画を考えましょう
では、30代からはどんなことに留意して、人生計画を考えていくといいのでしょうか? ぜひ、次の3つの点をヒントにしてみてください。

(1) これからのライフステージを想定する
いままで吸収してきたことを、結婚、育児、仕事など、これからのライフステージにどう生かしていくべきか、具体的にイメージしましょう。


(2) 1人で内省する
これからは、自分らしい生き方、オリジナルの価値観、判断基準を築いていく時期です。誰かの意見に振り回されてばかりいると、自分らしい物の見方、考え方が分からなくなります。まずは自分ひとりで内省する時間を増やすことが、大人へのステップアップの第一段階です。


(3) 目標の「大人像」を探す
30代からの人生をはつらつと、ポジティブに生きている具体的な人物を目標にしましょう。ただし、生き方、考え方をそっくり真似するのはNG。オンリーワンである自分を常に意識しながら、憧れの人の良い部分の一部を取り入れるといいでしょう。


若さに執着せず、年を重ねて新しい自分を発見していくことこそ、人生を楽しむ醍醐味です。ぜひ、楽しみながら年齢を重ねていきましょう!


【参考・引用文献】
※『エイジング・コンプレックス』海原純子著(講談社文庫 1996)
※※『海馬』池谷裕二・糸井重里著(新潮文庫 2005)
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