体の症状に対する不安が強すぎることはありますか?
『心気症では体の症状を最悪に解釈してしまいます。』 |
最近、疲れやすく、おなかが痛むとしたら、
・ かぜをひいてしまった。
・ 食べ物にあたったかも。
などと思うのが一般的でしょう。
しかし、仮にこの症状を「もしかしたら胃ガンかも!?」と心配されたとします。不安を取り除く為に病院で検査して「異常ありません」と言われても、「どうもおかしい、絶対に何か異常があるはずなのに。それにあのドクター、どこか自信なさげだった。よし、他の病院で検査してもらおう。」と、過度に考えすぎるようでしたら、病気に対する不安が強過ぎますね。
体の症状を最悪に解釈してしまい
強い不安を抱く…「心気症」
心気症では体の症状を最悪に解釈してしまい、強い不安を抱いてしまいます。上記の例の他にも・思い当たる事をした後の易疲労感、発熱 ⇒ AIDS
・風邪症状 ⇒ SARS
…etc;
若いときからガンではないかと怯えながら80歳を超えるまで生き、最後にガンが見つかり、「やっぱり私の疑念は正しかった…」という、笑うに笑えない話もあります。
過度に病気に対する不安が強い場合は病院へ
いつも病気に対する心配を口にしていると、周りの人から「あの人大丈夫かしら???」と思われがちです。しかし、心気症の症状を持つ本人にとっては深刻な問題で、気持ちよく生活していく上にも、病気に対する不安を軽減させなくてはなりません。過度に病気に対する不安が強い場合は精神科で御相談してみてください。
『 次回は、心の病気と有名人VOL8で、進化論で有名なダーウィンの心気症についてお話いたします。 』
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