耳・鼻・喉の病気/鼻水・鼻づまり

かんでもかんでも出る…鼻水をスッキリ止める方法は?

風邪や花粉症にかかると止まらなくなる鼻水。何回鼻をかんでもスッキリせず、困る人も多いと思います。鼻水はいったいどこから来るのでしょう? 鼻水を止める薬の副作用についてもご紹介します。

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鼻水は簡単には止まりません!

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3つを止めないと鼻水は止まりません!
鼻水は、涙腺・鼻腔・副鼻腔からの分泌物が合わさった物です。涙腺、鼻腔、副鼻腔での全ての原因が、それぞれ取り除かれないと鼻水は止まらない事になります。

感動した時に涙腺からあふれた涙は紙で吸い取る事によって減らすことが可能です。同じく、鼻腔で増加した分も、鼻をかむ事によって一時的に減らすことが可能です。

一方、身体の不調が原因で副鼻腔からあふれてくる鼻水は、涙腺からの涙のようには出し切れません。副鼻腔が複雑な上に、鼻腔の空間も大きいので、ここからの出続ける分泌物はスッキリとは止まりません。何回鼻をかんでも全部出し切ることは不可能なのです。

唯一の救世主!? 抗ヒスタミン剤

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鼻風邪ウイルスが原因ならば数日で鼻水は治ります
花粉症の場合、残念ながら原因となる花粉の時期が終わるまで鼻水は止まりません。一方、いわゆる鼻風邪ウイルス(例:ライノウイルス)が原因の場合は、数日間で治まります。どうしても止める必要があるなら、薬に頼るしかありません。

式典など人前で鼻をかめない場合、最終的に鼻水を止めるために、免疫反応を一部止めるという方法があります。鼻水を増加させている炎症に関係した物質のヒスタミン作用を止めるのが一番手っ取り早い方法です。

ちょっと専門的になりますが、ヒスタミン作用を受けるのは、以下の3つの受容体です。

  • H1受容体 : 鼻や目の痒み、鼻水や涙に関係する受容体
  • H2受容体 : 粘液の分泌、特に胃液の分泌に関係する受容体
  • H3受容体 : 中枢神経の興奮・覚醒に関係する受容体


鼻水や涙を止めるには、H1受容体に対する抗ヒスタミン剤が有効ということになります。市販の風邪薬にはいっている抗ヒスタミン剤には鼻水を止める作用があります。

一方、頭を覚醒させるH3受容体の作用を妨害してしまうので、副作用として眠気がおこります。車を運転する場合は居眠り運転の原因となって危険です。鼻水はガマンして、薬の服用は控えるようにしましょう。


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更新日:2008年01月15日

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