フリーランスになる

更新日:2003年01月15日

節税対策:必要経費になるのは、どこまで?

ビジネス 編集部 写真

フリーになると、所得税をいくら払うか自分で計算し、税務署へ申告します。余分な税金は払いたく無~い!節税の第一歩は、必要経費がどこまで認められるのかを、しっかり把握しておくことです。

文章:塚田 祐子(All About「フリーランス」旧ガイド)

必要経費とは?

フリーランスの所得税は、1年間(1月~12月)の総売上から必要経費を差引いた課税対象額に対して、税率を掛けて計算されます。

  年間総売上-必要経費=利益(←事業所得)

余分な税金は払いたく無いものです。節税の第一歩は、経費をモレなく計上することです。必要経費とは何か、どこまで経費として認められるのかを、しっかりと把握しておきましょう。

  必要経費とは?:仕事を行うために必要な費用です。

何が、どこまで、必要経費になるのか

仕事に必要な経費と言うと、まず、事務所経費。家賃、光熱費、通信費等がありますね。次に、文房具、コピー用紙、パソコン用品等の消耗品費。それから、仕事に欠かせない、パソコンや周辺機器、パソコンソフト代。その他、仕事に必要な機材等。営業や取材で交通費も使います。

それでは、主な経費から見ていきます。

【事務所経費】
フリーの場合、自宅を事務所にするケースが多いですね。こうした場合、家賃はどこまで経費になるか?

このような、個人で使う部分と、仕事で使う部分とを、キチンと分けるのが難しい経費を、「家事関連費」と呼びます。家事関連費は、仕事で使う割合を計算(経理では按分すると言います)し、業務割合分が経費として認められます。

家賃は、仕事部屋の占有面積によって割合を算出します。家賃の他、住宅ローンを支払っている自宅を事務所にした場合は、その利息のみが経費の対象となり、事業割合分が経費となります。火災保険も同様に、事業割合が経費となります。


家事関連費 経費の内容 按分
家 賃・家賃、家賃の更新料
・火災保険料
・住宅ローンの支払利息
専有率
水道光熱費・電気代、ガス代、水道代
・灯油代
使用率
通 信 費・電話料、携帯電話料
・インターネット接続費
使用率

■家賃の計算方法(月額)
賃貸: 1ヵ月の賃貸料×使用面積の割合(仕事場の面積÷全体の面積)

※一般的には面積で計算します。税務署に必要経費として認めてもらうためには、「業務に必要である部分を明らかに区分することができる場合」になりますので、仕事専用の部屋を用意するとよいでしょう。

水道光熱費や通信費も、仕事に使う割合を算定します。比率は自分の判断によって決めて構いません。税務署で聞かれた時に、妥当と判断されれば、問題はありません。判断基準は、実態にそくしているかどうかです。

例えば、「携帯電話は仕事用」と決めているなら、全額を経費にすることができます。

自家用車を仕事に使った場合にどうなるかを、次ページで>>

(執筆者:塚田 祐子)

1 2 3 4
  • 印刷する
  • ブックマークする
  • 携帯に送る
  • ブログに書く

あわせて読みたい

この記事の担当ガイド

写真

ビジネス 編集部

読者によりよいキャリア・仕事のヒントをお届けするために、日々、All About ビジネスの情報を編…

メルマガ登録

【ビジネスメルマガ】転職・起業・ビジネス実務・スキルアップに関連する、厳選お役立ち情報をお届けします。

All About モバイル

QRコード

All Aboutがケータイで読める!

オススメ記事をメールでチェック