玄関ドア

更新日:2011年06月13日

玄関ドア(扉)の基礎知識

住まいの外観イメージを左右するアイテムのひとつである玄関ドア(扉)。選ぶ前に知っておきたい基礎知識をまとめました。

住まいの外観イメージを左右するアイテムのひとつである玄関ドア(扉)。どんな素材やデザインの玄関ドアを選ぶかで、住まいの印象は大きく変わるもの。もちろん性能や機能も重要です。

ここでは、玄関ドアを選ぶ際に知っておきたい基礎知識をみていきます。

[写真提供 / LIXIL

玄関ドア(扉)の構成と素材

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細かいすり傷を自然に修復する「キエテクノコート」をドアハンドルに採用した断熱玄関ドア。 [アヴァントスIS]

玄関ドア(扉)の構成は、ドア本体とドア枠(外枠)、取っ手(把手)やクローザー、蝶番(ちょうつがい)、鍵などで成り立っています。オリジナルで製作する場合はそれぞれ部材等を選ぶ必要がありますが、メーカー商品の場合、基本的にはこれらが組み合わされ、取っ手や鍵など、好みや予算に合わせて選んでいくことになります。

ドアの主な素材には、金属製(鋼板、アルミ形材、ステンレスなど)や木製(米松、ナラ、チークなど)があります。コア材に断熱材などをはさんだ多層構造になっているものが多くみられます。

金属製は、耐久性・耐候性に優れ、デザインも豊富。木製のような風合いを持つタイプもあります。メンテナンスが楽なのも特徴でしょう。木製はその素材感、インテリアとの調和のしやすさなどが魅力。国産だけでなく、輸入品も多くみられます。

取っ手(把手)は、開閉動作が楽に行えるバーハンドルやレバーハンドルが主流。すっきりとした直線的なデザインはもちろん、曲線を用いたエレガントな雰囲気のデザインなどさまざまなタイプが揃っています。

玄関ドア(扉)主なスタイル

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指はさみを防止する開閉構造「インナーピボットヒンジ」を採用した断熱玄関ドア。 [ES玄関ドア]

玄関ドア(扉)は開き方によって、開き戸と引き戸に分けられます。開き戸は洋風の家、引き戸は和風の家、というイメージがあるかもしれませんが、最近では、洋風でモダンな引き戸も出てきていますので、玄関プランや使い勝手によって自由に選ぶことができるようになりました。

■開き戸(ドア)
片開き戸、ドア本体と小さな扉がついた袖付き開き戸(親子開きドア)、2枚のドアで構成される両開き戸などがあります。

・片開き戸
一般によく見ることのできる、オーソドックスな一枚のドアのタイプ。シングルタイプとも呼ばれます。
・袖付き開き戸(親子開きドア)
袖(子ドア)部分にガラスを用いたものを選べば、玄関内部に光りを取り入れることも。採光だけでなく通風できるタイプもあります。袖部分は必要に応じて開閉できるため、引越時など大きな荷物のある場合は便利でしょう。
・両開き戸
グレード感のある玄関になりますが、開閉には面積が必要なため、広い玄関スペースが必要です。

■引き戸
以前は、和風の建物に用いる場合が多かったようですが、最近はスライディングドアやスライドドアなどと呼ばれることもあるように、モダンなデザインも増えてきました。開き戸と同様のデザインで引き戸タイプを選ぶこともできますし、断熱性や防火性能を高めた商品も出てきています。

・両引き扉
2枚の引き戸を左右にどちらでも、移動させ開閉することができる扉。
・片引き扉
1枚の戸を左右どちらかを滑らせて開閉する扉。

次ページでは、 キーシステムや断熱性能、最近のデザイン傾向をみていきましょう。
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この記事の担当ガイド

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岩間 光佐子

インテリア設計と住宅雑誌編集長の経験を持つガイドが、住まいの設備を詳しく解説。

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