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LED照明の素朴な疑問を解決!(3ページ目)

究極の省エネランプとして注目を集めるLED照明。どんどん浸透しつつあります。とはいえ、住宅用の照明器具としてはまだ馴染みの少ないLED、どんな選び方をしたらよいのでしょう?

執筆者:鈴木 理恵子

おウチ全体LEDって可能なの?

ガイド:家全体をLEDにすることはできますか?

吉田さん:勿論できますよ。でも、今の段階では、価格や性能を考えるとあまり現実的ではありません。蛍光灯や白熱灯も取り入れつつ、適切な場所にLEDを取り入れていく方法をお勧めしています。
パワーだけを見ると、現時点ではLEDのダウンライトはまだ不十分。リビングの全般照明など、十分な明るさがほしいところには蛍光灯を、ニッチやカウンター、テーブル上など今まで白熱灯が得意とした重点・局部照明にLEDを使って、省エネだけでなく快適性も考慮した提案をしているんですよ。

「2018年にほとんどの室内照明が半導体光源になる」(出典:文部科学省化学技術政策研究所)と2005年の資料では予測されています。2009年の今は育成期~成熟期であると予測されていますが、この予測よりも、LED照明(半導体光源)は急速に広まりつつあります。性能も高まり、価格も大分手ごろになってきました。

現在では、他の光源に比べるとまだ確かに浸透性は低いのですが、近い将来、LED照明が住宅照明のメインとなることは確実でしょう。

画像の代替テキスト
全般照明も絵を照らすスポットライトもLEDで、という空間が身近になるのはそう遠くないでしょう。

《取材・画像協力》
コイズミ照明

いかがでしたか。消費電力の小さなLEDは魅力的な光源。LEDの照明は着実に増えつつあります。

ショールームでは、LEDを使った空間の実体験もしてきました。蛍光灯とLEDの電球色で照らされた空間は印象が近いものがありました。まだ、パワーは弱いかなとも思いましたが、廊下など必要とする照度が低めのところならLEDの全般照明でも対応できそうです。ご検討の際には、ショールームで体験してみてくださいね。

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【関連サイト】
コイズミ照明
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