結婚式・披露宴の準備/結婚式の基礎知識

花嫁和装のコーディネートを楽しもう(3ページ目)

日本の民族衣装、着物。花嫁衣裳として和装も取り入れてみませんか? 着物もコーディネート次第で個性豊かに着ることができるんです。中でも、小物使いで変化が出る「引き振袖」について専門店で伺いました。

清水 恩

執筆者:清水 恩

結婚ガイド

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和装選びのポイント

ディスプレイ
モダンな引き振袖に合わせて男性の紋付袴も個性的に
ドレスは、レースなどの模様はあるにしても、無地の感覚で選べます。しかし、和装の場合は柄があります。それもインパクトのある華やかな柄。

「柄の大きさと体の大きさのバランスが大切です。背が高い方には大振りの柄が映えます。体の小さな方は柄に負けないように、細かめの柄を選ぶのが基本的な選び方です」と丸山さん。

ちょうどディスプレイされていた着物が、大胆に大きな鶴が描かれたもの、こういうのは小さな人は着られないのでしょうか? 「この着物そのものが難しくても、お客様がどんなイメージでこの着物を気に入られたのかをお聞きして、おすすめするようにしています。モダンな雰囲気がいい、というのであれば、小さな方にも着こなしていただける、モダンな着物をおすすめします。」(丸山さん)

小物1
また、顔の近くに布地がくる着物の場合、色もとても大切だそう。「お肌映りのよい色を選ぶとよりキレイに見えますね。例えば同じ赤でも、肌の色の白い方には明るい朱の赤がおすすめですし、健康的な肌の方には、真紅がおすすめ。といっても、気に入った着物が似合わないかもと思わないで下さい。半襟がお顔と着物の間に入りますから、その色を工夫すれば大丈夫です。」(丸山さん)

「着物の知識がなくても、なりたいイメージを私達におっしゃっていただければ、そのご希望に合わせたコーディネートをご提案します」と丸山さんの心強いお言葉が。例えば、カッコいい雰囲気がいいなら、黒の着物に黒の帯という、同系色の組み合わせに、紫など濃い目の色の小物を合わせる。かわいい雰囲気がいいなら、優しい色味の帯を選んで、ポイントに濃い目の小物を持ってくるなど。丸山さんをはじめ、スタッフの皆さんは、お互いのコーディネートを見ながら日々自分の提案力を磨いているそうです。
宝尽し
ドレス感覚で着られそうな柄に同系色の帯を合わせたカッコいいコーディネート

和装といえば、赤や黒などのハッキリした色合いが思い浮かびますが、ドゥアンディオールには、ピンクなどの優しい色の帯や小物も豊富に揃っています。全てを淡い色にしてしまうと、ぼんやりした印象になるので、ちょっと差し色を入れることが大切なのだそう。白地の着物もあるので、ウェディングドレスや白無垢の感覚で引き振袖を試してみては?

>>ヘアスタイルやアクセサリーについて、丸山さんのおすすめは?次のページに続きます
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