大阪グルメ/大阪のフレンチ

ア・ラ・ルーシュ

我孫子にオープンした新レストラン「ア・ラ・ルーシュ」。素材を活かした優しく繊細な料理は特筆物! 今、大阪でもっとも注目すべきレストランといえるでしょう。

執筆者:麻生 玲央

注目すべき、新レストラン

外観。
「ア・ラ・ルーシュ」の外観。場所は「あびこ」駅から徒歩すぐにあります。
地下鉄天王寺より南へ下り、もう少しで堺市という大阪の最南端の町「我孫子(あびこ)」。活気にあふれる「あびこ中央商店街」のあるこのあたりは「キタ」に比べれば、庶民的ないわば「下町」と言えるでしょう。そんな我孫子の路地裏に2009年3月、温かなな雰囲気を醸し出すフレンチレストランが姿を現しました。

そのお店の名は「a la louche(ア・ラ・ルーシュ)」。「a la louche=目分量で」という意味を込めた店名だけあり、店作りから料理まで、あらゆる点において、シェフのセンスや思いが詰まった新レストランなのです。

シェフ。
シェフの近藤 浩さんとマネージャーの福井 真巳さん。
オーナーシェフは2003年頃、大阪の有名レストランで修業された後フランスへ渡り、ボーヌの星付きレストラン、次いでアルザスからスペインにも足を延ばして本場で腕を磨かれた近藤 浩さん。

さらに、近藤さんと大阪時代に同じレストランでサービスをしておられた福井 真巳さんとタッグを組んで、「まずは自分たちが普段食べに使いたくなるような店にしたい」と、近所の人たちに気軽に来てもらえる「ビストラン」(料理の質はレストラン、親しみやすさはビストロ、の造語)をコンセプトに掲げ、始動されたというわけです。

テーブル席。 カウンター席。
こちらはテーブル席。席間も広くて居心地抜群です。 奥行きが広くて使いやすいカウンター席。
門を入ってドアまではセットバックしていて、左右の小庭がどなたかの自宅に招かれたようなアット・ホームな雰囲気を醸し出し、店内に入ると白い壁に茶のウッドパネルの腰壁が落ち着く、クラシックとモダンが程良く溶け合ったエクレクティックな空間が広がっています。

内装。
手作りのコルク人形など、可愛い小物達がカウンターを彩っています。
また、随所に飾られている手作りのインテリア小物が、個店ならではの温かみのある雰囲気を醸し出しており、実に居心地の良い空間作りとなっているのです。

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