西郷理恵子の恋愛コラム/西郷 理恵子の恋愛情報

男が嫌がる、女の「結婚をほのめかす」態度(2ページ目)

婚活ブームに焦らされた女性たちは、様々な方法で、男性に結婚をほのめかしています。しかし、その態度が逆効果!プロポーズの傾向や、男性の結婚観の変化を踏まえ、自分の結婚願望についても考えてみましょう。

西郷 理恵子

執筆者:西郷 理恵子

恋愛ガイド

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「プロポーズは男性から」は、思い込み?

結婚してくれないなら、別れるよ!
結婚してくれないなら、別れるよ!
ANAクラウンプラザホテルが2009年3月に行った、20~40代ビジネスパーソン約1,000名のアンケート調査結果によると、「男女のどちらからプロポーズしたいのか」の質問に対し、「自分からプロポーズしたい」未婚男性は、意外にも、2人に1人の52.6%でした。
一方で、未婚女性では「プロポーズされたい」が多数派で73.2%という結果でした。「プロポーズは、男性がするもの」という概念は、女性の方が強く持っているのです。

更に、未婚男性で、2番目に多かったのは「男女のどちらからプロポーズしたいのか」は、「わからない」という回答です。どの世代にも、3割の男性(20代26.7%、30代31.4%、40代33.7%)が「分からない」と答え、女性の願望とは裏腹に、プロポーズでさえも、自分が主導権を取りたいという、こだわりが低い層が結構いることが分かりました。

「俺が、お前の人生の責任を取る」は過去の結婚観

今は、親世代の時と比べて、家電も進化し、コンビニ・ファミレスも充実し、男性にとっては、一人暮らしの不便がなくなりました。
また、この不況の時代に、男性の収入も不安定になりました。男性が結婚に進む理由を、見出す方が難しい時代になっているのです。
つまり、女性にとって「ある日突然、サプライズと一緒に、プロポーズされる」というのは、ほぼ幻想だという認識を持った方が、現実的かもしれません。

また、男女平等教育を受けてきた、最近の20代から30代前半の男性たちは、家事も育児や分担意識が高い代わりに、女性にも、共働きを望んでいます。結婚は、共同事業という考え方のため、「俺が、お前の人生の責任を取る」というスタンスではありません。
そのため、お互いが結婚に求めていることが、きちんと一致していることが明確に分かった上で、初めて、男性にとっても、結婚が具体的に考えることができるのです。

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