島田佳奈の恋愛コラム/島田 佳奈の恋愛情報

恋の五月病にご用心!(2ページ目)

新しい環境に慣れ始めた頃に起こる五月病。これは恋愛においても起こる可能性を秘めています。その症状と対策をアドバイス。

島田 佳奈

執筆者:島田 佳奈

恋愛ガイド

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2.彼女の側に起こる症状

「交際○ヵ月記念」と称してお祝いするのもひとつの方法。新たな気持ちで向き合ってみて。撮影:Motoko Alexander(photost.jp
恋愛5月病は、当然ながら男女どちらにも起こる症状です。
女性の場合、以下のような症状が特徴的といえるでしょう。

■デートのとき笑う回数が激減
ご機嫌ナナメなことが多い。たまに笑っても愛想笑い。
そんな彼女の変化の裏には「こんなはずじゃなかった」という理想と現実のギャップが渦巻いているはず。

まだつきあう以前、恋愛経験の少ない女性ほど「恋に恋する」状態になりかねません。恋は盲目。恋人になって舞い上がり、少しずつ平常心を取り戻したあたりで彼の欠点に気づき、ひそかに幻滅してしまうことも。

■服装やメイクが手抜き
彼のメールに充当するのが、彼女の外見。

生まれたままの姿を見られ、素顔も知られる仲になったあかつきには、以前ほど気合い入れてメイクしなくなるのは自然な現象。その裏には「着飾らないありのままの自分を愛して」というメッセージが込められているのかも。

ただし、服装やメイクの変化については、心を許した証拠ともいえるので、判断は難しいところ。その手抜き具合を不満に思っても、直接指摘するのはちょっと待って。

女性が着飾るのはお金がかかるもの。デートコースが気取ったレストランから居酒屋へシフトしていたら、服装がカジュアルになるのも当然です。

「普段からメイクやネイルに気を使って欲しい」と主張するなら彼も同様。いくら自室だからといって、Tシャツジャージ姿で迎えるようなら、彼女だって気も手も抜きたくなるでしょう。改善を望むなら、まずは彼のほうから。TPOにそぐわない格好をしているとしても、指摘はやんわりと。

恋愛における5月病的な症状は、ふたりの仲が落ち着いた証拠でもあります。この先マンネリに陥らないためには、定期的に旅行など非日常気分になれるイベントを盛り込むこと。あとはお互いの友人や家族を紹介しあうのもいいでしょう。ほどよく緊張感がよみがえるだけでなく、ふたりの仲が第三者に認められることで、絆を深めることができます。

いっそ、不満をぶつけてケンカするのも手。初ゲンカはふたりにとって新鮮以外の何物でもありません。仲直りして「雨降って地固まる」頃、恋の5月病は完治しているはず。


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