カフェ/池袋・駒込・上野・浅草のカフェ

馬喰町ART+EAT ばくろちょうアートイート(2ページ目)

複数の洗練されたギャラリー、カフェ、雑貨ショップが集合して注目を集める問屋街のレトロなビル。2階の美しいギャラリーカフェで、小野哲平さんの土の匂いのする器と、おいしいレバノン料理に出会いました。

川口 葉子

執筆者:川口 葉子

カフェガイド

野菜豊富なレバノン料理

11:30から14:00までのランチタイムには、野菜とハーブがみずみずしく香るレバノン料理が登場します(写真下右)。
お料理の監修をつとめるのは、田園調布の小さな名店「パテ屋」で活躍する食研究工房主宰林のり子さんと料理研究家である小川美穂さん。
目にも楽しい旬の素材たちが、土の力と手のぬくもりを伝える小野哲平さんの皿に盛りつけられると、いっそう生命力を増して感じられます。

小川さんが暮らしてきたアフリカや中近東の国々の中でも、レバノンはとりわけ食材に恵まれた土地だそう。
トマトやナスをはじめとするいろどり豊かな野菜と多彩なハーブ、レモンやオレンジなどビタミン一杯の果実、そして新鮮なオリーブオイルを産するレバノンの料理は、身体に負担をかけることなく自然の恵みをふんだんに楽しめる健康的なおいしさが大きな魅力となっているのです。

馬喰町ART+EATの店内写真

このレバノン料理を味わえるのがコーヒーつきのおいしいランチ(1000円)。注目したいのは、一見脇役と思われがちな「タブリ」。これはパセリをたっぷり刻んだレバノン名物のサラダで、フレッシュにはじけるレモンの酸味と独特のスパイシーさがなんとも刺激的で爽やか。私はいっぺんにタブリファンになってしまいました。

ランチタイム以外は軽食が中心です。「レパントプレート」はピタパンと、3種類のディップ=ホモス(ヒヨコ豆のディップ)、ババガヌーシュ(焼き茄子のディップ)、ラパン(手作りヨーグルトチーズ)の盛り合わせで840円。

▼木を繕った家具の表情

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