インディアン嘘つかない・・・多分
トランプのインディアンポーカーが好きです。プレイヤーは、カードのフェイス側(数字、絵柄の面)を見ないで1枚カードを引いて、自分のオデコに当てます。つまり他のプレイヤーのカードフェイスは見えるが、自分のカードはなんだかわからないということです。この状態のままでチップを賭けあい戦う変則ポーカーです。
技術よりも運のファクターが大きく、いかにして相手の表情を読んで自分のカードを推測するかが勝負のカギです。またブラフといった心理的な技巧を求められます。今日はオデコにカードをあてる、インディアンポーカーライクなゲームをご紹介しましょう。
表情の読み合いが楽しい『コヨーテ』
インディアンがやってきたぞ! さてその人数は・・・ |
プレイ人数:2~6名
プレイ時間:20分位
オデコにカードを当てるのは同じ。もっともゲームのコンポーネントにはヘッドバンドが付いているので、カードを手で押さえている必要はありません。汗をかくとたっぷりそのエキスを吸い取ってしまいしょうな生地なのですが、それはご愛嬌(笑)
ゲームの方は、自分のカードを含め、プレイヤー全員のカードの数字を合計(インディアンの姿が描かれているので、何人のインディアンがいるかを)推理します。いわば自分のカードの数字だけがわからない虫食い算ですね。
自分の手番ですることは、場に何人のインディアンがいる(いそうか)を宣言します。ただしこの宣言は、自分の前のプレイヤーがいった人数よりも多くなければいけません。例えば一つ前のプレイヤーが「3人」と宣言したならば、かならずそれ以上の数を宣言しなければならないということです。
人数を宣言するかわりに、「コヨーテ!」と叫び、前に宣言したプレイヤーの人数を疑うこともできます。この場合はただちに全プレイヤーはオデコのカードを外し、場に出してインディアンの人数を計算します。
宣言した人数よりもインディアンの人数が多かった場合
→疑った人の勝ち
疑われた人はペナルティとしてコヨーテの絵が描かれたチップをヘッドバンドに貼り付けられます。狼少年ならぬコヨーテ少年(少女)となるわけですな。
宣言した人数よりもインディアンの人数が同じか少なかった場合
→疑われた人の勝ち
疑った人はペナルティとしてやはりコヨーテのチップを渡されます。
このコヨーテのチップが3枚たまってしまうとそのプレイヤーは失格。ゲームから退場します。ゲームは最後の一人が決まるまで続けられます。
あいつ自分のデコの数字もしらないで、自信満々だよ!
カードは基本的には1から20までの整数なのですが、中には「×2」や「-10」などの特殊なカードもあります。ですので、インディアンの合計が思わぬ人数(とても大きかったり、小さかったり)の場合があります。こんなときは波乱がおきやすく、誰かが自信満々で宣言やコヨーテをかけても、その想像とはまったく違うあらぬ数字だったりして、プレイヤー達の爆笑を誘います。
見よ!これがパーフェクトなポーカーフェイス・・・・・・ってあんたただの人形ですから。 |
他のプレイヤーの目や、口元をよく観察しましょう。ブツブツと口を動かしていたり、宣言までに時間がかかる場合は、計算に手間がかかっていそうだと推測できます。
ということはあなたのオデコのカードは大きい数字なのかも!? もちろんその裏をかいて、わざとそのような演技をしているのかもしれませんから気をつけて。
また、逆に相手に情報を与えないようにするには、ポーカーフェイスに勝るものはありません! このあたりの相手の表情を読む・読ませないという攻防が非常に楽しいゲームなのです。
本日の関連・参考サイト
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