テクノポップ/海外のテクノポップ

USエレクトロ・インディーポップ

フランス、イギリス、北欧などのヨーロッパ勢だけでなく、注目したいのがアメリカの新興勢力。インディーポップな香りがするエレクトロ・・・Walter Meego、MGMT、Passion Pit!

アメリカ新興勢力に注目!


エレクトロやその周辺というと、どうしてもヨーロッパ、特にDaft Punkの本拠地、KITSUNE、ED BANGER、VALERIEなどのレーベルが盛り上がるフランス、元々ニューウェイヴな土壌のイギリス、Royksoppに代表されるせつなエレクトロ系としての北欧、そしてMODULAR RECORDSの本拠地のオーストラリアが注目されがちですが、なかなか面白いユニットがアメリカからも出てきています。今までも、結構書いた気がしますが、アメリカって音楽的には保守的な土壌。でも、意外と掘り起こしてみると発見があるんですよね、アメリカは。エレクトロクラッシュ自体はハイプと言われながら、ニューヨークが震源地だったし、イギリスの方で受けたScissor Sistersなど・・・

と言う訳で、アメリカの新興勢力を紹介していきましょう。あえて命名すれば、USエレクトロ・インディーポップ。インディーというのは、インディーレーベルかどうかというよりも、あくまでもインディーな感じですが・・・ いまどきのエレクトロなアレンジがなされていますが、基本は歌もの(つまりポップソング)で、必ずしもバキバキのエレクトロで突っ走ってはいません。フロア向けのエレクトロに多少なりとも食傷気味な人には、逆にちょうどいい塩梅かもしれません。やはり、源流にはDaft Punk的なものがあると言っていいでしょう。そう言えば、2005年に来日もした、やけにDaft Punk的フィルターハウス系パーティー・バンド、U.S.E.(United State of Electronica)も、アメリカのシアトル出身でしたね。

最初に紹介するのはシカゴのユニットです。

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