洗濯/素材別の洗い方

ぬいぐるみの洗濯

かわいいぬいぐるみも、それが愛用品であればあるほど、汚れてしまいがち。飾ってあるものは気付かないうちにグレーがかっているものです。たまには洗ってあげましょう。

毎田 祥子

毎田 祥子

家事 ガイド

家事アドバイザー、ライター。企業広報や生協で生活用品や全国の食品生産者へ取材を重ね、独立。ハウスクリーニングやハーブ、アロマ等の資格も生かしたmix家事を提案。著書『ラクしてちゃんとした暮らしができる“朝だけ家事”』、監修『おばあちゃんの歳時記暮らしの知恵』等。新聞雑誌等マスコミ出演多数。

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かわいいぬいぐるみも、ずっと飾っているものはホコリをかぶり、子どもの愛用品は手垢やヨダレで、愛用品ほど汚れがち。ときどきお手入れをしてあげれば、意外と簡単に新品同様に生まれかわって、ぬいぐるみも喜んでいるようでうれしい気持ちになれちゃいますよ。2通りの方法をご紹介します。

ぬいぐるみは自宅で洗える?

洗濯機OKの場合はネット使用。傷みやすそうなものは1個ずつ別に入れるとよい

洗濯機OKの場合はネット使用。傷みやすそうなものは1個ずつ別に入れるとよい

基本的に商品についている洗濯表示に従います。「丸洗いOK」とあればGO。でもそれを見ずにタグを捨ててしまった場合は……?一つの判断材料として、高価なものや失敗したくないものは、クリーニング専門店に任せたほうが○。ぬいぐるみを取り扱うお店も多々ありますので、近くのお店に相談してみましょう。


ありがちな失敗と失敗を避ける方法

自宅洗濯でありがちな失敗は、「目・鼻・口や服のボタンなどパーツが取れて無くなった」「目や口、服の色がまわりに滲んだ」「変形して戻らない」「大きなものを洗ったら中まで乾かずカビ臭くなった」など。ぬいぐるみには、タオル地やフェルト地、綿や毛糸や化繊、皮革など主な表面地のほか、レースなどの装飾、目鼻口にボタンやビーズなど様々な材料が使われ、縫い目や中綿の状態によっても失敗することがあります。

自宅ケアでの失敗を避けるためには、
  • 色落ちテストをして、色落ちが激しそうなら汚れ部分を拭くにとどめるか専門店へ
  • 腕や脚などの継ぎ目が縫製でなく接着剤の場合は、水を使わない洗い方にする
  • ボタンや目・鼻・口など、はずれそうな装飾はいったんはずして洗うか、最大の注意を払って丁寧に洗う
  • 大きなものは水を使わない洗い方にするか、水でぬらして固く絞った白いタオルで拭くだけにする
  • 皮革製のものは専用クリームで拭くだけにする
などしてください。

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