1994年9月22日に米NBCネットワークで放送スタートした『フレンズ』は、3人の男性と3人の女性の友情、恋愛、キャリアを、笑いあり、涙あで描いた感動コメディドラマ。
世界中で放送され、熱狂的なファンを生んだドラマですが、2004年5月6日に番組は終了。最終回の平均視聴者数は、５０２０万人という高い数字をマークし、10年という長い歴史に幕を下ろしたのです。
これだけ大ヒットしたドラマのメインキャストとして出演していたのなら、知名度は抜群で、出る作品大ヒット……となりそうなのですが、あまりニュースになりませんよね。あの6人は今、どうしているのでしょうか？
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| 天然ボケが大うけしたジョーイが主人公のドラマ『ジョーイ』 |
ジョーイ・トリビアーニを演じたマット・ルブランク
『フレンズ』のスピンオフとしてスタートした『ジョーイ』で、おなじみのジョーイ・トリビアーニを熱演していたマット・ルブランク。放送開始前から、良くも悪くも話題を集めていた『ジョーイ』は、『フレンズ』終了後から4ヶ月経った9月9日に放送開始し、平均視聴者数1860万人をマークするという、まぁまぁのスタートを切ったのでした。
『ツイン・ピークス』のメッチェン・エイミック、『ザ・ソプラノズ～哀愁のマフィア』のドレア・ド・マッテオ、ジョン・トラボルタ夫人のケリー・プレストン、ルーシー・リュー、などなど豪華ゲストが登場するなど、話題を集めていたものの視聴率は伸び悩むようになります。
現在シーズン2が放送中ですが、放送していた火曜日のゴールデンタイムの枠からはすでに外されており、3月で打ち切りになると見られています。
マットは『ジョーイ』以外、ドラマも映画の仕事も入れておらず、今後の活動は未定のようです。
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| ロスとレイチェルのロマンスはドラマで常に注目されていました |
ロス・ゲラーを演じたデヴィッド・シュワイマー
『フレンズ』終了後、一番積極的に活動しているのはデヴィッド・シュワイマーなのではないでしょうか。『フレンズ』でもシーズン10のエピソード9（第227話）「ウソは真実のはじまり？ The One with the Brith Mother」など10話の監督を務めましたが、スピンオフの『ジョーイ』でもシーズン1のエピソード5「王様はカウボーイ？ Joey and the Perfect storm」とエピソード13「ルーシー・リューは67位 Joeyand the Taste Test」の2話を監督しました。
アニメの声優にも挑戦。ニューヨークの動物園を脱走した動物達のアニメーション映画『マダガスカル』(2005)のキリンのメルマンの声を担当し、映画は大ヒットしましたよね。2008年にパート2が放映される予定ですが、引き続きメルマンの声役を演じるのだそうです。
そして、気になる俳優としての活動ですが、テレビやビッグスクリーンから舞台へと移り、2005年5月から約3ヶ月にわたりロンドンのNew West Endで上演された『Some Girls』に出演し、婚約した女ったらしが独身最後の浮気を楽しむという役を演じました。
そして、ブロードウェイの舞台デビューも決定。リバイバル作品なのですが、ピューリッツアー賞受賞の社会派小説「 The Caine Mutiny Court-Marshal 」を舞台化した作品「The Caine Mutiny Court-Martial/ケイン号の叛乱」で、デビューを飾ることになりました。5月7日がオープニングになる予定で、10月まで続くとのことです。
他にも3本の映画に出演予定ですが、映画自体がまだ撮影にも入っておらず実現するのかあいまいなところ。このうちの一つは彼が監督も勤める予定で題名は『Run, Fat Boy, Run』となっています。何だか面白そうな題名なので、ぜひ見てみたいですよね！
かなり活躍していますが、どれもブレイクとまでいっていないのが惜しいところでしょうか。
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| ブルース・ウィルスと共演した映画『隣のヒットマン』 |
チャンドラー・ビングを演じたマシュー・ペリー
『フレンズ』終了後、一番のんびりと時間を楽しんでいるのがマシュー・ペリーでしょう。2004年10月に、人気メディカル・コメディードラマ『Scrubs』に実父のジョン・ベネット・ペリーと共にゲスト出演。
翌年7月には、スポーツ関連の賞として有名なESPY賞（ESPY Awards）のホストを務めました。同年、米TNT局のテレビ映画にも出演しています。他には、老舗下着ブランド、ヘインズのモデルもマイケル・ジョーダンと一緒に勤めました。
今後の予定としては映画が1本入っていますが、ファンにとって何よりも嬉しいのは、テレビドラマにカムバック決定！したことではないでしょうか。
米NBCネットワークで放送が始まるこのドラマはコメディーで『Studio 60 on the Sunset Strip』というタイトルがついています。『サ・ホワイトハウス』のクリエーターであるアーロン・ソーキンが製作総指揮をとり、『サタデーナイトライブ』の裏話のようなスケッチコメディ・ドラマになるそうです。パイロット版の放送が待ち遠しいですよね。『フレンズ』の呪いが解かれ大ヒットすることを願うのみです。
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