宝塚ファン/宝塚歌劇の舞台とバックステージ

洋物と日本物――楽屋での大変度!!(3ページ目)

宝塚歌劇の作品を大きく分けると“洋物”と“日本物”に分かれます。洋物と日本物…。化粧も髪型も衣装も大いに違う。どちらにしても大変だけど、さてタカラジェンヌにとってどちらが大変?

桜木 星子

執筆者:桜木 星子

宝塚ファンガイド

番外編

生徒にとって慣れている洋物ですが、大変なことも。
それは、自分で用意しなければならないものがあるという点。

洋物のカツラは、お揃いのカツラ以外、自分で用意しなくてはなりません。自分でスタイルを考え、専門の美容院に注文する…。
地毛をセットする時に使う整髪料なども大量にいりますね。
そして髪飾りやアクセサリーもほとんどが自前。小さいことですが、ストッキングやソックスなんかも。

それに比べ日本物では、自分で何かを用意するということはありません。鬘やアクセサリーはいらないし、付属品もいりません。足袋も腰紐も全部衣装部のもの。自分で用意するのは、せいぜい肌に触れる和装の下着程度。


以上、化粧・衣装・髪型に関して、洋物と日本物の違いや、生徒に掛かる苦労点をお話してきましたが、どんなに大変でもやってのけるのが宝塚の生徒。
早替りもお化粧替えも大変だけど、涼しい顔して舞台に出る…
客席には温かいお客様が待っていらっしゃいますからね。



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