子供の健康関連情報

更新日:2007年01月09日

ガイド一家も被害に!ノロウイルス体験記

編集部 All About 写真

ノロウイルスによる「嘔吐下痢症」が、ついにガイド一家を襲いました。なぜ防げなかったのか、どのような対策、ケアを行ったのか、体験談を公開します。皆さんの参考になれば幸いです。

文章:長尾 大志(All About「子供の健康」旧ガイド)

嘔吐下痢症を水際で止める!

とにかく石鹸で手洗い!
ノロウイルスの予防には、とにかく石鹸で手洗いです
この冬、既にニュースなどで大々的に報じられているとおり、嘔吐下痢症が大流行しています。これはノロウイルスというウイルスが原因で起こるもので、例年この季節に流行します。主な症状は嘔吐と下痢・発熱で、ウイルスを退治するような治療薬はないので予防が大切です。一番の予防は石鹸で手をよく洗うこと。最近病院などでもよく使われるアルコールも効果はありません。

私の勤める病院でも、病院内でのノロウイルス感染を避けるべく、大々的に手洗いキャンペーンを行っていました。もちろん私自身、予防には相当気を配っていたつもりでした。患者さんから患者さんへの感染を防ぐため、診察ごとに手を洗うようにしていましたし、家に帰る前にも入念に石鹸で手を洗っていました。

■教訓:ノロウイルスにはアルコール消毒は無効。石鹸による手洗いを励行すべし!

しかし、ノロウイルスは私ではなく、長男をターゲットに選んだのでした。考えてみれば、ノロウイルスは園や学校でも集団感染があるほどの感染力の強いウイルス。4歳児の長男にとって、この寒い時期に石鹸による手洗いを徹底することは難しかったのかもしれません。どこでウイルスをもらってきたかは知るよしもありませんが……。

第1の悲劇・年末、帰省の車内で

12月29日に雪が降ったため、1日遅れの帰省となった12月30日。朝から長男が「お腹が痛い」と言っていましたが、暮れも押し迫っているためそのまま実家へ。その途上、高速道路の上で長男が突然数回嘔吐。高速道路の上で、パーキングエリアも近くになかったため、嘔吐物を拭き取ることしか出来ず、そのまま走り続けて実家へ到着となりました。

■教訓:嘔吐物や便で汚れた箇所は乾かないうちに拭き取り、その後は次亜塩素酸ナトリウム(家庭用塩素系漂白剤)で拭いて最後に水拭きをすべし!

実家に到着後、車内をしっかり清掃しましたが、とき既に遅かったのかもしれません。第2、第3の悲劇が続くことになるのでした。

長男は到着後もぐったりしており、とりあえず寝かせて、時々少しずつ水分を与えました。幸い、翌日にはすっかり元気になりました。元気にはなったもののまだ下痢が続いていたので、食事は控えめにし、水分をたっぷり与えました。

■教訓:吐き気が強いときには、無理に水を飲ませるのはかえって嘔吐の原因になるため、吐き気が落ち着いてから少しずつ回数を分けて、湯冷まし、麦茶、番茶や野菜スープを飲ませるべし!

>>次ページは第2の悲劇>>

(執筆者:長尾 大志)

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