Audi(アウディ)/アウディの車種情報・試乗レビュー

あえてソフトトップで格好よいカブリオレ(2ページ目)

好調なアウディから、4シータークーペのA5をベースとしたカブリオレが登場しました。あえてソフトトップを採用した美しいカブリオレの走りや機能は……。

西川 淳

執筆者:西川 淳

車ガイド

ぜひオプションのアウディドライブセレクトを

アウディA5カブリオレ
最高出力265ps/最大トルク330Nmを発生する直噴3.2リッターFSIエンジンと、デュアルクラッチトランスミッションの7速Sトロニックを組み合わせる。クワトロ(4WD)システムを装備し、通常リアに60%フロントに40%の駆動力を分配する

乗って見てもやっぱり最近のアウディだね、当たり前だけど。軽快さの演出に長けているし、乗り心地も悪くない。屋根を切ったから、それなりにしなるんだけど、嫌なしなり方じゃない。むしろ心地よく感じるしなり、お上手です。

例のアウディドライブセレクトも有効です。前(Q5)にも言ったが、個人的には最近、軽いステアリングフィールが好きになってきた。歳かな。アウディならアシ、レスポンス、ハンドルを、好みのセッティングにしてモード化できるから、ドライブセレクト付きに乗ると、いつもこうする。ハンドルだけコンフォート、あとは全部ダイナミック!いいですよ、このセット。モダンアウディらしさが倍増する感じ。

とまあ、何だかベタぼめなんだけど、別にこのカブリオレが特別に良かったってことじゃない。最近のアウディは、みんなこんな感じ。よく言えば、ブランドとしてのまとまりができて来たし、悪く言えば、何に乗っても同じでちょっと飽きてしまいそう。もちろん、買う人は1台しか買わないわけだから、そんなこと全く思わないだろうけど。

アウディA5
'08年に登場した4シータークーペのA5
最後に超主観的な感想を。カブリオレもいいけれど、やっぱりボクはクーペの方が、
新しくて格好よく見えますなあ。屋根を切ってしまうと、サイドラインのせっかくの抑揚が、埋没してしまって、何だか前からある、ただきれいにまとまったオープンに見えてしまうんです。個性的、という点でも、クーペのA5をボクは推しますね。

アウディA5カブリオレ
ドライバーの好みに合わせて、ステアリング/スロットルレスポンス/サスペンションの減衰力などの設定を選択できる「アウディドライブセレクト」をオプション(32万円)で用意

アウディA5カブリオレ
スポーツシートに採用されるミラノレザーは、赤外線を反射する特殊なコーティングが施されている。これにより直射日光にさらされても表面の温度上昇が抑えられ、オープン時の快適性に貢献する
【編集部からのお知らせ】
・「20代男性俳優」について、アンケート(2024/5/31まで)を実施中です!(目安所要時間5分)

※抽選で30名にAmazonギフト券1000円分プレゼント
※回答上限に達し次第、予定より早く回答を締め切る場合があります
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます