メルセデス・ベンツ/メルセデス・ベンツの車種情報・試乗レポート

独占取材!デザイナーに聞く「メルセデス・ベンツ」(2ページ目)

2005東京モーターショー会場で、メルセデス・ベンツ アドバンスト・デザインセンターオブジャパン部長オリビエ・ブーレイ氏と、同じくシニアマネージャー富永政範氏にお話を伺うことができた。

執筆者:松本 明彦

特徴的なフェンダーアーチ

全長×全幅×全高は5075(5205)×1870×1485mmで、ホイールベースは3035(3165)mmと、先代と先々代W140の丁度中間のサイズだ。(括弧内はロングホイールベース車)。
グリルもプランヴュー(上からの平面図で見て)でより角度を付け、サイズも大きくなっている。フェンダーアーチも特徴的だ。

-その「ステイタス」とは具体的に、どのようにデザインに表現されていますか?

「一つ目はサイズ、ヴォリュームそのものです。二つ目は、プランヴューでより角度をつけ大きくしたグリル。三つ目は技術的革新をCOMANDシステムなどで表現したことです」

COMANDシステムの操作部。

-特徴的なフロントフェンダーのアーチは、過去の「300d」をモチーフにしたと言われますが?

「このセグメントにおいて、特徴的なアイデンティティを表現しようという意図がありました。確かに300dからの引用もありますが、それがメインのテーマと言うわけでありません。デザイン上ではいろんな翻訳があります。そこに筋肉があるような、ダイナミックでエモーショナルかつスポーティな、優れた走行性能をデザインに投影したのがあのフェンダーアーチなのです」

300d。「特徴的なフェンダーアーチは、300dからの引用もありますが、それがメインのテーマと言うわけでありません」
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 5
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます