輸入車/注目の輸入車試乗レポート

フレンチディーゼル最新事情(2ページ目)

日本でもディーゼルエンジンに対する風向きが変わりつつある昨今。そこでディーゼル王国といわれるフランスの最新事情を紹介するとともに、わが国で最新のフレンチディーゼルに乗る方法についても考えてみた。

執筆者:森口 将之



注目はPSAでは2.2HDi173で、直噴コモンレールにピエゾ(圧電式)インジェクターを組み合わせ、4気筒ディーゼルでは初のツインターボまでおごった。このエンジンは607で乗ったことがあるが、全域でリニアかつスムーズなパワーとトルクを発生し、これなら6気筒はいらないと思ってしまうほどだった。



ルノーではメガーヌRSにまでディーゼルを用意していることも目立つが、一方で1.5dCiは現在ルノーが進めているeco2プロジェクトに沿ったユニットでもあり、来年ヨーロッパで実施されるという自主規制、CO2排出量140g/km(5.3リッター/100km)を先がけて達成したものだ。



それにしても多くのエンジンが用意されている現実に驚いたのではないだろうか。しかし正規輸入はゼロ。じゃあ日本ではフレンチディーゼルに乗ることができないのかというと、そんなことはない。並行輸入車を買うという手がある。
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます