↑V6のインテリア。JTSもレザーのスポーツシートを装備する
総合的にみて、未だJTSの方がGTのキャラには合っていると判断するが、この先V6にもセレが登場し、さらに制御ロジックに進化が見られれば、そっちのプレゼンスも上がってくると思う。
ちなみに後部座席は狭い。5人乗りと謳われてはいるが、+2、しかも子供レベルだと思った方がいい。
ミドルサイズの2+2クーペは非常に貴重な存在だ。国産車はもうスカイラインクーペぐらいしかなく、あとは実質的にドイツブランドのみ。アルファGTへの期待は高まるが、それにしても2リッターで450万円、3.2リッターで540万円という、BMW3シリーズCiばりの値付けはいかがなものか。既存モデルの価格帯も含め、再考の時期が来たとも見える。ラインナップの充実は著しく、そこにインポーターの大いなる努力は認めるが、導入グレードや仕様、ハンドル位置も含め、もう一歩進んだ戦略を期待したい。
↑筆者が最も気に入った色、アマルフィライトグレー。いわゆるシャンパンゴールドである。来週6/28からこのクルマで1weekインプレッションを行う。お楽しみに。
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