早期教育・幼児教育/シュタイナー教育

シュタイナー教育の理念

シュタイナー教育という言葉は聞いたことがあるけれど、どういう教育か詳しいことは分からないという方も多いかもしれません。そこで、今回は、シュタイナー教育について勉強したいと思います。

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七年周期説

シュタイナーの考えでは、人間は7年ごとに節目が訪れると言います。7歳までを「第一・七年期」、次の14歳までを「第二・七年期」、21歳までを「第三・七年期」と呼びます。

■第一・七年期(0歳から7歳)
最初の7年は、その後の何十年より重要な意味を持っているとシュタイナーは言います

最初の7年は、その後の何十年より重要な意味を持っているとシュタイナーは言います

この時期の課題は、体を作ることです。幼児期に体がしっかり成長することが、やがて、意志力とか行動力を生み出すための源になります。

子どもは、きれいなものを見ることによって、きれいな心が身に付き、おいしいものを食べることにより、おいしさの味覚が分かるようになります。ですから、この時期は、子どもに吸収されてよいものを身の回りに置くようにします。

また、模倣の時期でもあるので、周囲の大人は、模倣されてよい存在でなければなりません。

■第二・七年期(7歳から14歳)

この時期には、いろいろな芸術的刺激を与えることです。芸術体験によって、世界は美しいと感じる教育を目指します。

将来は思考力が必要ですが、この時期は感情体験として感じとらせるだけにしなければなりません。将来、豊かな感情を持つことを目指しています。

■第三・七年期(14歳から21歳)

この時期になって初めて、抽象概念・思考力によって、世界について広く深い認識を持てるようにします。これが、思考力、知力、判断力というものを作り出していきます。

この時期の大人は、長所も短所もある人間として、子どもに接することが大切です。ただ、教育者は、あるひとつの分野では権威をもって、子どもに接しなければなりません。

意志、感情、思考を順番通りに身につけ、バランスが取れた人を「自由を獲得した人間」だとシュタイナーは言います。

この「自由」というのは、自由放任の自由ではなく、成人して、世の中へ出て行く時、外の権威に頼ったり、世の中の動向に左右されたりしないで、自分自身の内部で考え、その考えたことには、自己の感情がこもっており、しかも、その考えたことを実行できるという行為まで伴う、そういう状態を「自由」というのです。


>> シュタイナーが考える4つの気質

更新日:2009年04月22日

(公開日:2009年04月21日)

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