早期教育・幼児教育/シュタイナー教育

シュタイナー教育の理念とは

シュタイナー教育という言葉は聞いたことがあるけれど、どういう教育か詳しいことは分からないという方も多いかもしれません。そこで、今回は、シュタイナー教育について勉強したいと思います。

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4つの気質

大人になったら、4つの気質がバランスよく備わっていなければならないとシュタイナーは言います
シュタイナーは、気質は人間が生まれながらに持っている個性と親からの遺伝との混合によって作られると考えました。そして、気質を4つのタイプに分けました。

■胆汁質
・自己主張がはっきりしている
・意志が強い
・決断力・行動力がある
・意思が通らないと癇癪を起し、激しく反応する
・些細なことで周囲と衝突を起こす
・自分の能力が認められると、行動力集中力を発揮する
・土を踏みつけるようにしっかり歩く

地水火風の4つのエレメントでいうと、火の要素、色でいうと赤

<接し方>
子どものやっていることに注目し、関心を示すこと。
少しハードルの高い課題を与える。簡単な課題を与えると自信過剰になってしまう。その子どもが尊敬する大人がいることが必要で、それで自制が働く。エネルギーを発散させるはけ口が必要

■憂鬱質
・物事を暗く悲観的に考える癖がある
・非社交的で孤独
・敏感で傷つきやすい
・自分に対してすごく関心がある
・懐疑的な態度
・歩き方は重たく、引きずるような感じ

地水火風の4つのエレメントでいうと、土の要素、色は紺や紫

<接し方>
大人が辛い体験を話すと、共感を感じる。悲劇を経験した人を愛するこのタイプは、そういう出会いがないと孤独感を持ってしまう。

■粘液質
・休むこと、食べること、眠ることが大好き
・人から注目されたくない、放っておいてほしいと思っている
・おっとりしている
・支持はきちんと受け、正確にこなすが、時間はかかる
・一度やる気を起こすと、持続し、長続きする
・ゆったりした確実な歩き方をする

地水火風では水。色は緑。

<接し方>
大人が興味をもっていろいろなことに気づくのが大切。しかし、気づいたことを子どもに教えることは、子どもには迷惑な行為になる。子どもは親の反応に刺激をうけ、自分から関心を持つようになる。

■多血質
・いろいろなことに関心を持ち、一つのことにじっくり取り組むことができない
・楽天的で、物事を肯定的にとらえる
・活気に満ち、陽気
・環境と自分の関係が大事だから、人当たりもよく、やさしい
・刺激されやすく、快不快、喜びや悲しみに対して敏感
・新しいものに関心を持つが、長い間集中できない
・足取りは、飛び跳ねているような軽やかな感じ

地水火風でいうと風。色は黄色。

<接し方>
せかせかしているので、遊ぶ時に、大人が、その子どもより、少しゆっくりめに導いてあげる。一方、それに相反する方法もある。その子ども以上にせかせかし、子ども自身に気付かせる方法。

注意しなければならないことは、子どもがどれか一つの気質だけであることはなく、4つの気質を持ち合わせているということです。ですから、子どもの、その時々の気質に合わせて、対応することが必要です。

引き続き、「シュタイナーの具体的教育法とは」では、シュタイナーの具体的教育法をご紹介します。

【参考文献】
シュタイナー教育を考える 朝日文庫 子安美知子著
七歳までは夢の中 学陽書房 松井るり子著
我が家のシュタイナー教育 共同通信社 広瀬牧子著
7歳までのシュタイナー教育 学陽書房 加納美智子著
家庭でできるシュタイナーの幼児教育 ほんの木

更新日:2015年01月19日

(公開日:2009年04月21日)

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