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労働金庫の住宅ローンは検討の価値あり!(3ページ目)

労働者の味方(?)労働金庫でも住宅ローンを扱っているって知ってますか? 金利や手数料、団体信用生命保険料などなど、かなりグ~な商品設計です。

大沼 恵美子

執筆者:大沼 恵美子

貯蓄ガイド

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住宅ローンを利用できる人は

先ず、中央ろうきんを利用できる人は
  1. 団体会員の構成員(中央ろうきんに出資・加入している労働組合等に所属している組合員)
  2. 中央ろうきんに出資のある生協組合員融資を導入している生協の組合員および同一生計同居家族
  3. 1. 2.以外の勤労者
  4. 年金受給者
  5. 自宅または勤め先(事業所)が関東8都県(茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川・山梨)にある人

です。まあ、ほとんど人は利用できるということです。


では、住宅ローンを利用できる人は? 団体会員の構成員、あるいは自宅または勤め先(事業所)が関東8都県にある給与所得者で、次の1.~5.をすべて満たす人です。
  1. 同一勤務先に1年以上勤務(自営業者とうの給与所得者以外は原則3年以上)、かつ現在の住まいに1年以上居住している人
  2. 安定継続した年収(前年税込み年収)が150万円以上の人
  3. 申込み時年齢が20歳以上、最終返済時年齢が76歳未満の人
  4. 所定の保証協会の保証が受けられる人
  5. 団体信用生命保険に加入できる人

契約社員やパート社員、労働組合のない会社の社員、自営業者等も一定の条件をみたせば利用できます。

自治体提携融資制度やフラット35との併用ができる


手数料等を優遇している住宅ローンを取り扱っている銀行には「第一抵当権設定が条件」という銀行が少なくありません。これでは財形住宅融資やフラット35、自治体融資等を併用することができません。「中央ろうきん」では、フラット35との併用では金利優遇キャンペーンを展開中。また、自治体提携融資制度・利子補給制度も設けているので、様々な住宅融資を比較検討し住宅ローンを組むことができます。自由度が高い、というのはとっても重要です。
自治体提携融資・利子補給制度とは

労働金庫の窓口はどちらかといえば地方銀行や信用金庫のような雰囲気で、それ程混雑していません。住宅ローン相談に対しては、丁寧に詳しく時間をかけて対応していました。住宅ローンといえばフラット35、財形住宅融資、銀行と考えがちですが、労働金庫をその中に加え比較検討することをおすすめします。もちろん借換えにも使えます。

全国労働金庫協会についてはこちら
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