第１位 値段を見ずにモノを買う
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| 「じゃ、これで」と気に入った品物の値札を見ずに会計へ直行してみたい!? |
■「大体一般人はプライスカードを確認したり、気に入っても即購入とはならないけれど、値段とかブランドにこだわらず気に入れば買うという行動が普通にできる人がリッチだと思う。」(東京都／30代／女性)
皆さんは、こんな経験ありませんか？ 洋服の買い物で、店員さんから服を勧められ、商品の説明を受けている時に「なんだか、高そうだなぁ……」と値段が気になってくる……。さりげなく値札を見ようとしても、見えない所に値札が付いているので、さらに気になる……。仕方がないので、とりあえず試着をして、値札を確認する。これは、一般人の普通の感覚だと思います。自分の気に入ったものを好きなだけ自由に買える、というリッチな人はやっぱり羨ましいですね。
リッチ（rich）について考えてみる！
■リッチ（rich）を辞書で調べてみるとリッチ（rich）には、金持ちの、豊富な、高価［貴重］な、（服装など）りっぱな、（色の）鮮やかな、（音の）よく響くなど、さまざまな意味があります。（三省堂「EXCEED英和辞典」より）今回の「みんなの1票」のアンケート結果でも、単純にお金を持っている「金持ち」という意味の「リッチ」から、心が豊かな人を指して「リッチ」と捉えている人もいました。リッチに対するイメージも人それぞれのようです。
■豊かさに何を求めるか？
アンケートの回答を見て感じたことは、年齢が若い人は、「物の豊かさ」を「リッチ」と捉えている傾向が多く、年齢を重ねるにつれて「心の豊かさ」を「リッチ」と捉える傾向があるように感じました。
内閣府「国民生活に関する世論調査（平成18年10月）」で、今後の生活における、「心の豊かさ」（物質的にある程度豊かになったので，これからは心の豊かさやゆとりのある生活をすることに重きをおきたい）と、「物の豊かさ」（まだまだ物質的な面で生活を豊かにすることに重きをおきたい）についての考え方を聞いたところ、下のグラフの結果になりました。男性、女性とも年齢を重ねるごとに、「物の豊かさ」から「心の豊かさ」を求める傾向が見られます。
「リッチ（Rich）」に対する考え方についても、その人が生活において「心の豊かさ」と「物の豊かさ」のどちらに重きを置くかによって変わってくると言えます。
他人のことを「リッチ」と羨むのではなく、私たち自身が物と心の両面でリッチ（豊か）になれるように、努力し続けることが大切なのではないでしょうか。
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| ※内閣府「国民生活に関する世論調査（平成18年10月）」よりデータを引用し、 ガイドがグラフを作成 |
最後に、今回のアンケートの回答の中で、ガイド平野がとても共感した意見を２つ紹介したいと思います。
■「変にケチるのでもなく、無駄遣いするでなく、必要な時に必要な金額をポンと出すことができる人が本当のリッチマン（ウーマン）だと思います。生き金、死に金と昔から言いますし（笑）、 バカみたいに倹約生活して小金を貯めたりする人は、少々の資産があっても「性根が貧乏」な人だと思います。」（埼玉県／30代／女性）
■「超一流ホテルのバーでご夫婦が静かにカクテルを飲んでいるところを目撃したとき。静かなバーでご夫婦が静かに時間を過ごしているところを見ると、すごく豊かな生活を送られていると感じます」（東京都／60代／男性）
夫婦で年を重ねても、２人でカクテルを飲みながらいつまでも一緒にゆっくりとした時間を大切に過ごす……。なんともリッチな雰囲気が漂ってきますね。きっと夫婦２人で良い人生を過ごされてきたのでしょう。
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| ※Ａｌｌ Ａｂｏｕｔ「みんなの1票」より集計。投票して下さった方、ありがとうございました！ |
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