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更新日:2010年07月16日

初任給 業種、学歴でどれだけ違う?

新社会人にとって心待ちな「初任給」。就職活動中の学生も気になるところです。この初任給、業種や学歴でかなり差がありますよ。意外な業種が高額だったり、男女差が逆転したりしますよ。

大学卒:鉱業がトップで21万6千円

平成21年初任給の調査結果(単位:千円)
平成21年初任給の調査結果(単位:千円) 平成21年の初任給を業種別、学歴(大学院、大学)別にまとめたもの。大学卒と大学院卒の違いを見ると、業種によってばらつきがあるのがわかる<br> (出典:厚生労働省undefined平成21年賃金構造基本統計調査結果(初任給)の概況)

平成21年の初任給を業種別、学歴(大学院、大学)別にまとめたもの。大学卒と大学院卒の違いを見ると、業種によってばらつきがあるのがわかる
(出典:厚生労働省 平成21年賃金構造基本統計調査結果(初任給)の概況)

 

上の表は、厚生労働省が調査した初任給のデータのうち、業種別、学歴(大学院、大学)別に表にしたものです。
大学卒業の初任給は、平均で198,800円です。前のページの調査結果は労務行政研究所の調査で、大卒で20万円を超えていました。こちらは、厚生労働省が調査したもの。調査対象が広がり、結果にも差がでているようです。

大学卒業の中で、初任給が一番高いのが鉱業の216,300円。ついで、情報通信業の210,900円。20万円を超えているのは、その他に製造業、不動産業、学術研究、生活関連サービス、教育・学習支援業などになります。

一方、初任給が安いのが複合サービス事業の177,200円。複合サービス業とは、郵便局や農業協同組合などの協同組合。それぞれ、複数のサービスを提供しているところです。


大学院卒:鉱業、教育・学習支援業で24万超

大学院修士課程卒では、平均でも228,400円となっており、大学卒の平均より約3万円アップしています。
業種別に見てみると、一番高いのが鉱業の245,700円、ついで教育、学習支援業の240,000円。鉱業は大卒、大学院卒でも高水準なのがわかります。


その他サービス業は大学院卒で学卒より2.5割アップ

次に、初任給の大学卒と大学院卒との違いをみてみましょう。大学卒の初任給を100としたときの大学院卒の初任給を比べてみます。

一番差が開いたのは、その他サービス業で、124.6となっています。なんと、約2.5割も初任給がアップしているということですね。修士課程の2年間で2.5割アップは、かなり修士卒が有利ですね。この「その他サービス業」は、法律事務所やデザイン事務所などの専門サービス、学術研究部門など。大学院の専門性が高く評価される職種が多いようです。

一方、宿泊・飲食サービスでは、大卒で197,800円、大学院卒で180,300円で、大学を100としたら大学院で91.2。なんと1割近くも少なくなっています。大学院で18万円台という給与の低さはもちろん、大卒と大学院卒の逆転もでています。これらの業界は、給与がかなり抑えられているようです。

業種によってもかなり違う初任給でしたが、男女の差はどうでしょうか? 次のページで詳しくご紹介します。
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