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雇用の多様化が進み、非正社員の労働者が増えている。正社員とそうでない場合、収入にどれくらい差がでる?
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不景気で雇用契約が更新されなかったり、契約途中で打ち切られたりする「派遣切り」が増えているようです。
突然、職を失ってしまうかもしれない非正社員は、精神的にも辛いものです。
正社員と非正社員の違いは他にも色々とありますが、一番気になるのはお金の話。収入がどれくらい違うかということ。今回は。厚生労働省が発表した「平成19年就業形態の多様化に関する総合実態調査結果」をもとに考察してみましょう。
正社員と非正社員、月給20万円が大きな差
<就業形態別 一カ月の賃金総額(税込)割合 (単位:%)>
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就業形態別の一カ月の賃金(基本給の他、通勤手当、時間外手当等の諸手当を含め、税金・社会保険料を差し引く前の支給総額)の割合。正社員のうち39%は、税込みの支給総額が20万円以上30万円未満となっている
(出典:厚生労働省「平成19年就業形態の多様化に関する総合実態調査結果」)
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上の表は、就業形態別、男女別に税込みの一か月の賃金支給額額がどれくらいの割合になっているかを表にしたものです。ここでいう支給額は、基本給、通勤手当、時間外手当などの諸手当と、税金・社会保険料を差し引く前の支給総額です。
正社員全体で一番割合が多いのが20万円以上30万円未満で39%となっています。また25%が30万円から40万円、14%が40万円から50万円と、高額での分布が多くなっています。
正社員以外の分布をみてみると、一番多いのが10万円未満で40%、続いて10万円から20万円の37%と続きます。あわせると、8割弱が20万円未満ということになります。正社員の場合は、20万円以上が8割強でした。税込み月収を見ると、正社員の約8割が20万以上、非正社員の約8割が20万円未満です。見事に月収20万円で2分されました。
男性の正社員と非正社員の差は更に大
正社員以外の人の中には、夫の扶養範囲で働いているパートの主婦なども多く含まれています。単純に正社員と非正社員と比べても、働く時間数が違うという側面もあります。そこで、同じ男性での正社員と非正社員の賃金を比べてみましょう。
正社員の男性では1割以上が月給50万円以上となっています。非正社員で50万円以上は、4%弱。かなりの差がでていますね。40万円以上では、正社員男性は18%、非正社員男性は5%です。男性性社員の約3割は40万円以上なのに、非正社員だと1割も満たしません。
非正社員の男性で一番割合が多いのは、10万円から20万円のゾーンで3割強を占めています。10万円未満もあわせると、なんと5割強が20万円未満ということに。正社員で20万円未満は5%弱です。差は歴然ですね。
正社員と非正社員では賃金の格差が大きいことがわかりました。非正社員といっても、契約社員や派遣社員、パートタイムなど色々な形態があります。
次ページで非正社員の中での契約形態とその賃金の差をみてみます。