外貨預金・外貨MMF/外貨投資の魅力とリスク

外貨投資の始めどきを考える2つのテクニック

数年前には、1ドル100円台だったドル円相場。しかし、世界経済の低迷などから円が買われ、2010年11月1日にはドル円相場は1ドル80円24銭の円高ドル安をつけるなど、一時は15年ぶりの円高ドル安水準となりました。記録的な円高水準に、外貨投資が気になっている人も多いことでしょう。ここでは、外貨投資の始めどきを考える2つのテクニックを紹介します。

横山 利香

執筆者:横山 利香

投資をはじめてみようガイド

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現在の為替水準は円高か円安か?

外貨の始めどきの考え方

外貨の始めどきの考え方

今後もドル円相場はさらなる円高ドル安水準に推移していくのかと思われましたが、11月中旬現在は1ドル83円台と円安ドル高に反転しました。日銀による介入が行われるなど、為替の動向を予測することは難しいの一言に尽きると感じた人も多いことでしょう。

現在の1ドル83円台は、1ドル80円台から見れば円安ドル高水準と考えられ、1ドル80円台の時に米ドルに投資した人の多くが儲かっていることでしょう。しかし、1ドル100円台から見れば円高ドル安水準と考えられます。

現在の為替水準は、過去数年間のドル円相場のチャートを見れば、円高ドル安基調だと言えます。そして、その時を円高水準だと考えて投資した人の多くが損失を抱えたはずです。数年前に、ここまで円高ドル安になることを一体どれだけの人が予測できたでしょうか?
ドル円相場チャート

ドル円相場チャート

今後、円高ドル安か、円安ドル高のどちらに為替相場が動くのかは悩ましく、いつ投資したらいいのかと頭を悩ませている人も多いことでしょう。次のページでは、外貨投資を始めるタイミングを考える2つのコツを考えてみます。

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