ファイナリスト 選ばれし者の恍惚と不安
大会4~6日目。サイドイベントもほとんど消化され、大会も佳境に入ります。今日から最終日までは、ガンガン試合が消化されていきます。ファイナルのため急ピッチで設営準備が進む。完成後は4人のプレイヤーしか入ることができない。 |
このスペシャルルームではチャンピオンシップのセミファイナルとファイナルの3試合が行われるのみ! つまりこの部屋に入れるのはベスト4まで勝ち上がったわずか4名のプレイヤーだけ。選ばれし者だけが足を踏み込むことを許された闘技場なのです。
会場でもスタンバイOK!
マイクに向かい、キャップをうしろにかぶっているのがファラフェル。ド強いプレイヤー。 |
また名物プレイヤーが試合の解説をするものお約束。今年は巨漢のプレイヤー、ファラフェルが担当しました。
ちなみにこのファラフェルですが(誰ですが「腹減る」などと悪口をいっているのは!) アメリカのスラム出身で、ギャモンで身を興しミリオネアまでのぼりつめた立志伝中の人物。掛け値なしのトッププレイヤーの一人です。
伝説のプレイヤー・27年ぶりにチャンピオン返り咲きか!?
そして大会最終日。いまや残された試合は1ゲームだけ。2006年のチャンピオンシップクラス・ファイナルです。ファイナル専用のギャモンボード。ドラマはこのボードから生まれる。 |
もう一人のプレイヤーはルイジ・ヴィラ(Luigi Villa) イタリア出身の好々爺です。
が、ファイナルにルイジの名前が残ったとき、場内の観客たちはどよめきました。なぜならこの栄えあるモナコの世界選手権がはじめて開催されたのが1976年。
その創成間もない第4回大会(1979年)の優勝者こそ、このルイジだったからです。実に27年ぶりのファイナルリスト返り咲き! 無名プレイヤー VS 伝説のプレイヤー 勝利はどちらの手に? 大会のフィナーレを飾る最後の決戦が幕を落としました。
と、ファイナルに突入するその前に、モナコのグルメにスポットを当ててみましょう→