・メイン会場の作品についてはこちら
三溪園は、東京ドーム4個分の広さを誇る日本庭園。京都や鎌倉から集められた古建築が17棟あり、日本情緒を満喫できます |
■キャメロン・ジェイミー《Smiling Disease》, 2008
旧燈明寺本堂 |
「一人で見るのは怖かった」という女性の方がいました。怖がりな方は、誰かと一緒に見ることをおすすめします |
※9月27日~29日(午前)、10月4日~6日(午前)、10月9日~13日(午前)は、作品を見ることができません。
※10月1日追記:キャメロン・ジェイミー氏は事情により、トリエンナーレへの参加を取りやめました。残念ながら、こちらの作品は見ることができないようです。
■中谷芙二子《雨月物語─懸崖の滝Fogfalls #47670》, 2008
人工の霧や光によって、三溪園に配されている滝や小川、竹やぶの風景の変化を楽しむ作品です。あっという間に霧が一面を覆い、それまでとは別世界に。三溪園だからこそ実現できた作品だと思います。
普段の三溪園とは異なる、幻想的な風景に早変わり |
人工的に霧が発生し、一瞬にして真っ白に |
■内藤 礼《無題(母型)》, 2008
横笛庵という草庵風の茶亭に、電熱ヒーターが2つ置かれ、その上にビニール製の極細の紐が下がっています。しばらくじーっと見ていると、紐がゆらゆらと上下左右、不規則に動き始めます。その動きが何ともユニーク。電熱ヒーターで温められた空気の上昇気流を、目に見えるようにした作品とのことです。
電熱ヒーターの上の紐は、まるで生きているよう。ユニークな動きに心が癒されます(この画像では見にくいですが) |
※公開時間:9:00~11:45、13:00~16:15。10月8日(午後)~17日(午前)は、作品を見ることができません。
■ホルヘ・マキとエドガルド・ルドニツキー《薄明》, 2008
旧東慶寺仏殿 |
6作品とも、三溪園ならではの建物、風景、雰囲気を上手に活かしていると思います。横浜トリエンナーレのチケットは2日間有効ですので、ぜひともスケジュールに組み込んで、お出かけください。
横浜トリエンナーレ2008 三溪園会場
・日程:2008年9月13日(土)~11月30日(日)10:00~17:00
※横浜トリエンナーレのチケットで三溪園に入園できます。
※三溪園に入園した方は、園内の作品が観覧できます→入園料はこちら
・HP:三溪園、横浜トリエンナーレ2008