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評価は信用できるとは限りません。 (2ページ目)

「取引相手はよい評価だったのに、詐欺に遭ってしまった!」最近はこのようなことがよく起きます。その理由とチェックポイントです。

執筆者:堀切 美加

対策

(入札前に)質問・交渉してみる

  1. 質問に答えてくれない
  2. 質問に対する回答が曖昧だったり、いい加減
  3. 手渡しやエスクロー、代引きを断られた

不明な点などの質問事項に返答がない場合や、いい加減、乱暴な場合は注意しましょう。質問をしたとたんブラックリストに入れられてしまい質問できなくなってしまうこともあります。

代引き手数料は落札者が負担することがほとんどです。それにもかかわらず、高額商品でのエスクロー、代引きなどを断られる場合は、落札は断念しましょう。

  • エスクロー
    第三者が間に入って、商品と代金の仲介をしてくれるサービス。各オークション会場でおすすめのエスクローあり。
  • 代引き
    商品が届いたら、商品と引き替えに配達人に代金を支払う。

低額の商品で、詐欺を狙っている人はいません。割に合わないからです。詐欺でお金を儲けようと思ったら、やはり高額商品です。しかも人気のある商品ということになりますので、パソコンや周辺機器、ブランド品などは注意しましょう。1000円以内で商品が届かない場合は、詐欺というよりは、「忘れている」とか「やる気がなくなって」という場合が考えられるので、催促の連絡をしてみましょう。
 

これはまずいかも!

落札後でないとわからないこともありますが、下記のような状況になった場合は詐欺の可能性が高くなります 。
  1. 出品者名と振込口座名義が違う
  2. 電話番号などの連絡先を教えてくれない
  3. 入金したら連絡が途絶えた
  4. メールアドレスがフリーアドレス

電話番号を教えるのを嫌がる出品者もいるようですが、詐欺にあった場合の補償制度の必要条件ともなりますので、必ず聞いておきます。

  1. 電話番号を含めた連絡先を必ず聞いておく
  2. いざとなったら電話する
  3. 入金後おかしいと思ったらすぐ、返金の依頼をする

「しつこい人には、返金していた」という犯人もいます。まずい!と思ったら、すぐ返金を要求しましょう。

「ネットオークションの取り引きでは電話番号なんか聞いたら失礼?」なんて思ってませんか?Yahoo! オークションでは、出品者は落札者に電話番号を含めた連絡先を知らせること、としています。高額商品の場合は電話番号も必ず聞いて、どうしても心配な場合は、電話してみてはいかがでしょうか。ウソの電話番号を知らせてくることもあります。
 

あとから考えてみれば

「後から考えてみれば、やはり予感はあった」という被害者はとてもたくさんいます。それなのに詐欺に遭ってしまうのは「格安で手に入れたい」「どうしても欲しい」という欲が働くからです。安く手に入れるために、普通では手に入れることができないものを探すためにオークションを利用している人が多いので、どうしても「格安」「激レア」には弱くなってしまいます。

しかし、詐欺に遭ってしまったら元も子もありません。いざとなったら入札をやめましょう。

なんとなく怪しい、心配、という場合は、お金をだまし取られないようにエスクローや代引きを選択して、それを断られた場合は、入札をしない勇気も持ちましょう。

注意をしていても詐欺にあうかもしれません。それでも注意をすることは大切です。

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