microSDカードを内蔵すればUSBメモリーとしても使える!
PL-CR101Uは、携帯電話やPDA(携帯情報端末)などで利用されているmicroSDカードだけでなく、NTTドコモのFOMA端末や海外の携帯電話で採用されているSIMカードのデータを簡単にパソコンに取り込めるという。価格はほかのリーダーに比べて高めだったが、端末内の情報のバックアップや編集が手軽にできるのなら便利に違いない。筆者が利用しているau端末のICカードは読めないのだが、FOMAカードにどのような情報が保存されているのか、どのように編集できるのか興味深いため購入してみたのであった。
FOMAカードの読み書きもできるプラネックスのmicroSDカードリーダー・ライター「PL-CR101U」。本体左側面(写真手前)にFOMAカードスロット、後部にmicroSDカードスロットを備える |
筆者がPL-CR101Uを気に入ったのは、その機能的なデザインにある。USB端子部分は可もなく不可もないキャップ式だが、microSDカードスロットはフタを閉じられるようになっている。microSDカードを挿入してフタを閉めてしまえば、まるでUSBメモリーとして全く違和感なく使えるのである。今やメモリーカードのデファクトスタンダードとなったSDカードファミリーは、さまざまな機器で利用する機会が多い。そのためどうしても余ってしまう場合がある。そんな場合にこれを活用すれば、余ったmicroSDカードを再利用できる。また、フタが閉じるため、microSDカードの収納場所としても使えるというわけだ。
microSDカードスロットはフタが付いているため、カードを挿入してフタを閉めればUSBメモリーとして全く違和感なく使える |
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