前モデル「VGN-U50」は、それまでノートPCスタイルを採用してきたVAIO type Uシリーズと違い、タッチパネルで操作を行うキーボードレスタイプであった。だが今回のVGN-UX50は液晶の下にスライド式のキーボードを搭載。ウィルコムのスマートフォン「W-ZERO3」と同じように、液晶を上にスライドするとキーボードが現れるスタイルだ。
ソニーが2006年5月に発売した「VAIO type U VGN-UX50」。4.5型ワイドタイプのタッチパネル液晶を搭載するモバイルPCだ。液晶部分を上にずらすと…… |
このようにキーボード部分が現れる。ウィルコムのスマートフォン「W-ZERO3」のようなギミックだ |
価格はソニーの直販サイト「VAIOストア by Sony Style」で14万4800円から。W-ZERO3の単体価格は4万5000円(WILLCOM STORE価格)とVAIO type Uの3分の1以下だから、本来比較するようなものではない。だが同じスライド式キーボードというギミックを採用していることから、ついつい比較されてしまう。筆者もW-ZERO3を持っているので、キーボードの違いなどもふまえながらインプレッションを紹介したい。