最低落札価格 オプション料金大幅値上げ
▽最低落札価格オプション料金改定のお知らせ(Yahoo! オークション)
最低落札価格を利用するための、オプション料金が大幅値上げされました。
最低落札価格とは
「最低落札価格」というのは、「この金額未満の安い値段では売りません」という設定です。この設定は出品者がおこないます。最低落札価格を設定すると、商品の情報の下の[注意]欄に「設定された最低落札価格にまだ達していません」と表示されますが、最低落札価格をいくらに設定をしているか、入札者はわかりません。
最低落札価格が設定されているものに入札をすると
例えば最低落札価格を10000円に設定。開始価格を1円にしてスタートすると、1円から入札はできますが、10000円に到達するまで、落札(購入)の権利は得られません。つまり最高額入札者であっても、買えないということになります。
なぜ最低落札価格を設定するの?
その価格でしか売りたくないのならば、開始価格を10000円にすればよいと思うのですが最低落札価格を設定するにはいくつか理由があります。
・価格を安く見せかけたい
・入札数を増やしたい
価格の安い順に閲覧する人も多いので、一見して現在価格が安いものは目につきやすくなります。
また入札数などの賑わいを出すために、高額商品などで、最低落札価格が設定されたものはよく見られました。入札数ランキングなどで競っている場合は、開始価格を安くした方が有利です。でも必要以上には安い価格で落札されたくない、という場合に、最低落札価格の設定は便利でした。
ヤフオクストア(Yahoo!オークション ストア)として、ヤフオクに参加している場合は、落札者だけでなく、入札者にもニュースレター(メルマガ)を送ることができます。入札数を増やすことは、大切な戦略なのです。
最低落札価格は必要か?
入札者の視点で考えると「最低落札価格はいらない機能じゃないか?」と思います。最低落札価格が設定されていると、解りづらかったり、せっかく入札したものが無駄になるので、なんとなく騙されているような気がします。
「なんで買えないの!!??」
「だったら最初から開始価格を「売りたい金額」にしておけばいいのに!」「最低落札価格を設定しているものには断固入札しない!」と言い切るユーザーもいます。その反動で「最低落札価格なし」「最落なし」を、PRポイントとしている出品者もいます。
今回、最低落札価格のオプション料金が値上げになりましたが、最低落札価格を使うときはその必要性も、あらためて考えてみてはいかがでしょうか。
最低落札価格のオプション料金と改定日時
いままでの料金は5.25円(税込)。
6月8日の改訂後は105円(税込)となります。
改定前 | 改定後 |
5.25円(税込) | 105円(税込) |
ただし、従来と同じく、特定カテゴリ(自動車車体、オートバイ車体、トラック車体、バス車体、不動産)は最低落札価格オプション料金はかかりません。
そして、ヤフオクストアでは、これらのオプション料金は無料となります。
料金改定の実施時期
2005年6月8日(水)午前0時出品分より改訂。
その他のオークションサイト参考
オークションサイト
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名称
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料金
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ビッダーズ
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落札下限価格
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20円(税込 21円)
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楽天フリマ
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最低落札価格
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無料
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