現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、東京都在住67歳男性のケースをご紹介します。
回答者プロフィール
回答者本人:67歳男性同居家族構成:本人のみ
住居形態:持ち家(戸建て)
居住地:東京都
リタイア前の雇用形態:自営業・自由業
リタイア前の年収:450万円
現在の預貯金:11万円
これまでの年金加入期間:国民年金408カ月、厚生年金48カ月
現在受給している年金額(月額)
老齢基礎年金(国民年金):6万円老齢厚生年金(厚生年金):5000円(年額と推察)
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):なし
「年金額が食卓にもろに反映される」
現在の年金額について満足しているか、の問いに「満足していない」と回答した今回の投稿者。その理由として「普通には生活していけない額なので。インフレが進んでいるため、食費の割合の高さで年金額が食卓にもろに反映されてしまう」と語っています。
ひと月の支出は約「4万円」とかなり抑えられているため、なんとか年金だけで「毎月賄えている」と回答されています。
「受給額の範囲内で生活している感覚」
とはいえ、年金額が「足りているというより、受給額の範囲内で生活している」ような感覚だと投稿者。年金生活においては「ひろゆき氏が提唱していた、『積極的な節約』という考え方に感動し」実践しているとのこと。
「1万円稼ぐのは大変だけど、月1万円節約するには1日330円節約すればできる。1万円稼いだのと変わらないお金が手元に残る」と考えればポジティブに節約を楽しめるとあります。
「あまり仕事をしてこなかった。お金は結果」
現役時代にもっとこうしておけばよかったと思うことがあるか、との問いには「年金をもっとたくさん受給できるように保険料を納めておけばよかった。あまり仕事をしてこなかったので、収入面だけでなく実歴として不足を感じている。それが後悔の大きな部分。お金は結果」と回答。今の生活については「年金受給額が少ないので、他者に対して手が回らない。暇だから人と知り合う機会は多いのに、何もできない」と肩を落とします。
一方で「とにかくストレスのない生活ができることが最大のメリット。健康を維持しながら生活できるのだからこれ以上のものはない」と年金生活の喜びも教えてくれました。
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