では、実際にシニア世代はどのように旅行を楽しんでいるのでしょうか。シニアがシニアにおすすめする旅行先はどこ? All Aboutが実施したアンケート調査から、シニアの旅のエピソードをご紹介します。
回答者プロフィール
回答者本人:62歳男性同居家族構成:本人、妻(62歳)
住居形態:持ち家(マンションなどの共同住宅)
居住地:千葉県
現在の現預金:4000万円、リスク資産:4000万円
現在の収支(月額)
老齢基礎年金(国民年金):なし(受給前)老齢厚生年金(厚生年金):なし(受給前)
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):企業年金5万8000円、iDeCo12万5000円
年金以外の収入:株式配当約13万円
配偶者の収入:給与収入約3万円
ひと月の支出:40万円
「行ってよかったシニアの旅先は京都」
現役引退後は「1年に4回以上、夫婦ふたり旅」をするという今回の投稿者。シニアになって行ってよかった旅先は、「2024年12月に妻」と訪れた「3泊の京都」旅行だそう。
「美しかった景色は、清水寺、大河内山荘、東福寺の通天橋からの紅葉。二条城の本丸御殿公開記念のプロジェクションマッピングも秀逸でした。南禅寺、知恩院、仁和寺などの枯山水の庭、方丈をゆっくり巡ることができて心の安寧を得た」と旅の思い出を振り返ります。
一方で、紅葉の見ごろも終わりが近づく「12月に京都を訪れたが、その2年前と比べ、インバウンドが一段と増えており特に、清水の二年坂、三年坂や嵐山は正直、人に酔う。京都市営バスは東山方面など、すぐに乗れない」と混雑時の移動には覚悟が必要とのこと。
なお旅行にかかった費用は「交通費3万3000円、宿泊費6万円、飲食費5万円、拝観料2万円」とあり、総額16万3000円ほどとなったようです。
「グーグルマップで移動時間を把握」
年金生活における旅費のやりくりについては「特に旅費と生活費のバランスはとっていない。あくまでも、定期的(四半期くらい)に資産残高を把握し、減少の傾きを見て(どれくらい余裕があるか判断して)いる程度」とのこと。投稿者の場合は主に「車旅行が中心なので、車内で仮眠できるような体制を確保。常備薬を多め」に準備しておくことが必須だとあります。
最後に旅行を計画しているシニア世代に向けて、よりよい旅にするためには事前に「最優先(で行きたいところ)と時間があれば伺うところをリストアップする。グーグルマップで訪問先間の移動も含めて走行距離時間、駐車場の場所を把握。京都市内バスを利用する場合、経路・ダイヤやバス停の位置を把握」しておくのがおすすめだとアドバイスされていました。
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