現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、愛知県在住64歳男性のケースをご紹介します。
回答者プロフィール
回答者本人:64歳男性同居家族構成:本人、妻(64歳)
住居形態:持ち家(戸建て)
居住地:愛知県
リタイア前の雇用形態:正社員
リタイア前の年収:1200万円
現在の預貯金:1000万円、リスク資産100万円
これまでの年金加入期間:厚生年金496カ月
現在受給している年金額(月額)
老齢基礎年金(国民年金):約6万円(繰り上げ受給)老齢厚生年金(厚生年金):15万7336円(繰り上げ受給)
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):5万6050円
配偶者の年金や収入:年金71万160円(年額、繰り上げ受給)
「年金のみでも貯金が少しできる」
現在の年金額について満足しているか、の問いに「満足している」と回答した今回の投稿者。その理由として「今のところは年金のみでも貯金が少しできるので」と語っています。
ひと月の支出は約「30万円」。夫婦の年金だけで「毎月賄えている」と回答されています。
「金利が高い銀行に定期預金を預け替え」
現在は仕事をしていないため、年金で足りない支出については「貯蓄から」賄っているという投稿者。そのため年金生活においては節約を心掛けているそうで、「金利が高い銀行に1~3年の定期預金を預け替えしています。光熱費を下げるため、1~2年おきに電気とガス会社の乗り換えキャンペーンを利用し料金の見直し。ポイ活もしています。安価品があれば夫婦でスーパーに買い物に行く」とあります。
「急に会社に行くのが嫌になってしまった」
現役時代にもっとこうしておけばよかったことがあるか、との問いには「60歳の定年後に再雇用で働いたのですが6割位の年収で役職もなくなり、仕事の内容がほとんど変わらなかったので急に会社に行くのが嫌になってしまい辞めてしまった。我慢して働いていれば3000万円以上の貯蓄ができたはず」と後悔を口にします。今の生活については「夫婦どちらかが施設に入らざるをえない場合に、今の年金と貯蓄で何とかなるのか」と不安を吐露。
一方で「健康なうちに夫婦で2~3カ月おきに旅行に行く」のが年金生活の楽しみとも教えてくれました。
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