インフレによって、私たちの消費スタイルはどのように変化しているのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、物価高騰の影響で買わなくなったものについて、大阪府在住23歳女性のケースを具体的に紹介します。
回答者プロフィール

同居家族構成:本人、父(59歳)、母(54歳)
居住地:大阪府
世帯年収:本人100万円、父700万円
世帯金融資産:預貯金3000万円、リスク資産300万円
「バターと洋服を買うのをやめました」
昨今のインフレで生活に影響があるかとの問いに、「まあまあ影響を受けている」と回答した投稿者。物価の高騰により買わなくなったものについて尋ねると「お菓子作り用のバター、洋服」と回答。
以前は「お菓子作り用に200円ほどのバターを定期的に買っていた」そうですが、現在は「サラダ油で代用するようになった」とのこと。
また「3000円くらいの洋服を3着ほど2カ月に1回は買っていたが、洋服を買わなくなってお出かけ用のコーディネートがなかなか組みにくくなった」と不満を語っています。
「通販サイトの服は安くて助かっている」
まだ購入を続けているが、これ以上高くなると困るものについては「米」と投稿者。「5キロ7000円」になったら購入をやめるつもりだと言います。
一方で、いまだに安くて助かっているものについては「オンライン上の(通販で買える)服は安いものも多いので助かっている。カジュアルな服装をするときに利用している」とコメントされています。
「今後1人暮らしを考えているが、お金の不安がある」
インフレを機に「無駄な出費を減らすため、衝動買いができないようにショッピングモールに行くことを減らした」そうで、「無駄な出費をコツコツ減らしていけばチリも積もってでかなりの節約になる」と実感しているとのこと。ただ、現在は両親と一緒に暮らしているからいいものの、「今後1人暮らしをしたりして支出がさらに増えても、貯金をしながら暮らしていけるかどうか……」と将来への不安を語られていました。
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