現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、大阪府在住64歳男性のケースをご紹介します。
回答者プロフィール

同居家族構成:本人、妻(65歳)
住居形態:持ち家(マンションなどの共同住宅)
居住地:大阪府
リタイア前の雇用形態:派遣・契約社員
リタイア前の年収:500万円
現在の資産:預貯金1500万円、リスク資産100万円
これまでの年金加入期間:厚生年金480カ月
現在受給している年金額(月額)
老齢基礎年金(国民年金):なし(受給前)老齢厚生年金(厚生年金):12万円(特別支給の老齢厚生年金)
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):企業年金7万円
配偶者の年金や収入:年金147万円(年額)、給与収入100万円(年額)
「年金だけでは生活できない」
現在の年金額について満足しているか、の問いに「満足していない」と回答した今回の投稿者。その理由として「住宅ローンや管理費負担などがかかるので、年金だけでは生活できないから」と語っています。
ひと月の支出は約「45万円」。夫婦の年金だけでは「ほとんどの月で足りない」と回答されています。
「今後も社会保険加入でフルタイム勤務するつもり」
年金で足りない支出については「給与収入から不足分を補填(ほてん)」しているという投稿者。詳細は不明ですが、現在も働いていて「フルタイム勤務で、手取りで月18万円」の収入があると言います。
「今後も社会保険に加入しながら、後期高齢者になるまでフルタイム勤務するつもり」とあります。
「老後資金を充実させておけばよかった」
現役時代にもっとこうしておけばよかったことがあるか、との問いには「個人年金をかけるなどして、老後資金を充実させておけばよかった」と回答。今の生活での不安については「今後給与収入は先細り、年金依存度が年々高まると思う」とコメント。
最後に「それでも就職氷河期世代の方や個人事業主よりは恵まれている」と、自分に言い聞かせておられるようでした。
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