では、実際にシニア世代はどのように旅行を楽しんでいるのでしょうか。シニアがシニアにおすすめする旅行先はどこ? All Aboutが実施したアンケート調査から、シニアの旅のエピソードをご紹介します。
回答者プロフィール

同居家族構成:本人、夫(73歳)
居住地:東京都
現在の金融資産:預貯金50万円、リスク資産2億円
現在の収支(月額)
老齢基礎年金(国民年金):約6万円老齢厚生年金(厚生年金):約4500円
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):なし
年金以外の収入:在宅勤務の収入(賃貸駐車場経営に伴う経理業務ほか)、配当金など50万円程度
配偶者の収入:年金300万円弱(年額)
ひと月の支出:約20万円
「行ってよかったシニアの旅先はグアム・サイパン」
現役引退後は「1年に1回程度、子や孫と一緒に旅」をすることが多いという今回の投稿者。シニアになって行ってよかった旅先は、「2024年10月に長女」と2人で足を運んだ「4泊5日のグアム・サイパン」旅行だそう。
「初めて来島したのは子どもたちが幼い頃に夏休みに家族4人で訪問したのがきっかけ。以降毎年訪問し、ここ15年は娘と2人で行くようになり、なじみのある旅行先となった」とのこと。
「年に一度の楽しみとして毎年ショッピングやグルメ、マリンアクティビティを楽しんでいる。若い頃と異なり旅行自体に不安や心配が付き纏うシニア世代にとっては、同じ場所に旅行するという選択肢も安心感があってよい」と魅力を語ります。
中でもグアム・サイパンは「『安い、早い、近い』という3拍子そろった旅行先なので日常生活の中でのちょっとした気分転換やご褒美の機会としてお勧め」と投稿者。
なお旅行費用は「パッケージ旅行代が約40万円、現地での食事代が約7万円、お土産代などが約25万円」にプラス「最寄りの空港迄の交通費、海外旅行保険料ほか5万円」とあり、総額80万円弱となったようです。
「シニア旅行の鉄則は、体調管理と旅行保険の付保」
シニア旅行をよりよい旅にするためには、「日頃からの体調管理や旅行保険の付保」が欠かせないと投稿者。「旅行は行けば行くで楽しいが、体調面で不安や懸念事項が増えるシニア世代にとっては体調管理や旅行保険の完備などがより大切だと思うようになった」と実体験を語ります。
年金生活における旅費のやりくりについては「年金や給与は生活費として使用し、旅行費用は投資による収益から捻出している」そう。計画的な資産運用で無理なく毎年海外旅行の夢を実現されているようでした。
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