インフレによって、私たちの消費スタイルはどのように変化しているのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、物価高騰の影響で買わなくなったものについて、愛知県在住27歳女性のケースを具体的に紹介します。
回答者プロフィール

同居家族構成:本人、配偶者(27歳)
居住地:愛知県
雇用形態:パート・アルバイト
世帯年収:本人90万円、配偶者520万円
世帯金融資産:預貯金200万円、リスク資産20万円
「卵の購入頻度を減らしました」
昨今のインフレで生活に影響があるかとの問いに、「まあまあ影響を受けている」と回答した投稿者。物価の高騰により買わなくなったものについて尋ねると「卵」と回答。
「これまでは必ず週1で10個セットを1パック買っていた。価格は180円ほどだった。今は2週間に1パック買う。価格は300円ほど」と価格が倍近くに跳ね上がったことにより、購入頻度を減らしたのだそう。
現在は「朝ごはんはご飯と卵と納豆だったのが、(卵の代わりに)ヨーグルトで済ませるようになった」そうですが、卵なしでは「お弁当のおかずや朝ごはんのおかずが毎回質素になってしまう」と悩ましい様子です。
「1パック250円ほどになれば、週1で買うと思う」と、購入頻度を戻すタイミングについて語っています。
「3個入りパックで69円の納豆は朝ごはんと夜ごはんで使う」
今まで通りに購入を続けているが、これ以上高くなると困るものについては「レタス」と回答。「レタスはサラダにして、日常的に食べているので、なくしたくないが、高くなると買えなくなる」と投稿者。「ひと玉250円」まで上がってしまうと「なかなか高いと感じる」そうで、購入をやめるつもりだと言います。とはいえ「天候によって不作だったなどの理由がある場合は、仕方ない」とも回答しています。
いまだに安くて助かっているものについては「納豆」を挙げ、「おかずの1品として使うことが多い。朝ごはんと夜ごはんで使う。3個入りパックで69円なので助かる」とコメントされています。
「インフレを機にパートに入る回数を増やした」
インフレを機に「パートに入る回数を増やした。扶養ギリギリまで働くようになった」とのこと。さらに「エアコンをなるべく使わないなど、節電を心掛けるようになった」他、「安売りされている日に食材をまとめ買いして、それを小分けにしてラップで冷凍。野菜やお肉、パンなど全て冷凍して日持ちさせる」ことで、家計改善を図っているそうです。
最後に「お子さんのいる方は、子どものご飯(野菜、お肉、汁物)などは、ケチらずに栄養を考えて作ってるのか」どうかを、周りの人に聞いてみたいと語られていました。
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